今日はホホバオイルと、スイートアーモンドオイル、グレープシードオイルベビーマッサージをしているお友達から、オイルの使い分けについてご質問をいただいたので、それをブログで^^




ホホバ油(ホホバオイル)

乾燥した砂漠地帯にもともと自生していた「ホホバ」の木の種子から採油されます。
現在では環境や資源保護の面から人工栽培が多くなっています。

実際の分類は、「油」よりもワックスという分類になります。
酸化しづらく、また使用後は、皮膚に油の膜を残さないため、マッサージに適しています。
低温になると固形化しますが、温めると液体に戻ります。
乾燥した地域で育った油のため、保湿力が高く、乾燥肌の保護にも○
また、肌の酸性度を調整すると言われているので、すべての肌質に使いやすい応用範囲が広いです。



スイートアーモンド油


べとべとした油の膜を残さない軽い感じの油です。
特にヨーロッパではお母さんが赤ちゃんのおしりのケアに欠かせないものとして使われてきた歴史があります。古代ギリシア時代には既にフェイシャルトリートメント用に使われていたのだとか。

スイートアーモンドオイルを使う時に気をつけたいのは、「低音圧搾油」かどうかという事。
比較的酸化しにくい油ではありますが、高温で熱してしぼっていたり、溶剤を使って油を摂っていると油自体が変化してしまっている可能性が否定できません。

比較的酸化しやすいため、開封したら早めに使い切ることが大切です。


グレープシード油
ぶどうの種から採られた油です。

不飽和脂肪酸のリノール酸が主催主要成分で、ビタミンE(αトコフェロール) を多く含んでいます。
酸化しやすい成分が多いですが、酸化を抑える成分も同時に含まれるため、安定性もあります(とはいえ、ホホバオイルやファーナスオイルの方が酸化はしづらいと個人的には考えています)

さらさらしていてとても軽い使用感でマッサージに人気のオイルです。
ワインの醸造で出た種を粉砕して加熱しながらから圧力をかけて絞っています。
マッサージオイルのベースとして使用するという場合は、安価でべとつかないことから広範囲のマッサージに使われることが多いようです。




ちなみにある意味、どんな油を使うか、と同じくらい、もしくはそれ以上に気をつけて欲しいかもしれないこと。。。


低質なプラスティック容器に入ったものは避ける事をオススメします。

油に、有害な物質が溶け出していることが完全にないとは言えません。ホルモンを撹乱する物質などが溶け出すことがあるという危険性が否定できないと考えています。

また、光や熱で劣化しないようにするのも大切。遮光瓶のガラスボトルがオススメです。

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ちなみにメディカルアロマをする時には、こちらをオススメしています。

ファーナスオイルとホホバオイル