昨日は毎月美容室経営者向けに開催させていただいている、『繋がり力経営スクール;通称ツナスク』を開催しました
ここではあまり美容室には馴染のない“経営”に向き合っていただきます
最近本当に多くの方々からお問い合わせをいただきますが、ほとんどの方が『ブログやセミナーなどを見ていると、何かしなければならないと思うのですが・・・
何からすれば良いのでしょう』
というご相談です
まずはそれで十分
“何から始めれば良いのか分からない”と思ったら、まずはお問い合わせください
このブログでも、FBでも、メールでも、何でも結構です
ちなみに昨日のテーマは“財務”だったのですが、そこでは経費に対する考え方をお伝えしました
皆さんの感覚では“財務なんて、ちんぷんかんぷん”と思っておられるかもしれません。
が、大切な事は“スタッフが付けた価値を、どんな経費にどの程度配分するか?”を考える事。
“経費がいくらかかったか”ではなく、“経営者としてスタッフの価値を分配する責任がある”という概念を持っていただきたいのです
つまり、『粗利益を残すまではスタッフの役割であり、残った粗利益を何にどの程度分配するかは経営者の責任である』という事
そしてもう一つ
“カット料金はスタッフの価値である”という事。
カット料金はお店でそれぞれ決まっています。
では何を基に決めていますか?
ほとんどのお店が“隣のお店”の、いわゆる近隣相場ではないでしょうか?
価格の設定方法は大きく分類すると、
“コストから逆算する方法”と
“競争戦略を考える方法”と
“お客様心理から計算する方法”
に分かれます
このブログはマーケティングのブログではないので詳細は割愛しますが、端的に言うと美容室の場合、
競争戦略から考える方法=近隣の同業他社との比較
お客様心理から計算する方法=お客様がこの程度なら継続的に支払えると思う金額を想定
と考えていただければ結構です。
どうでしょ?
皆さんのサロンもこの二つの方法から考えていませんか?
もう一つの“コストから逆算”という概念を持ち合わせていないのでは?
『え?コストって言われても・・・美容室でコストって言っても、計算できないのでは・・・?』
と思われるかもしれません
確かにラーメンや豚カツなら、原価も想像しやすいですよね?
でも美容室の原価となると・・・
例えば、ゲームソフトを想像してください
ゲームソフトの原価って、何ですか?
実際の、モノとしての原価なんてほとんどかかっていないですよね?
今どきCDなんて1枚100円もしないと思います。
では、なぜ数千円もの金額が必要なのでしょう?
それは、開発コストがかかっているから。
ソフトを開発するためのコストが膨大にかかっていて、そのコストを回収しようと思えば、1枚のCDでも数千円の販売価格にしなければならないのです
では、カット料金の内訳って、想像したことありますか?
想像したことないでしょ?
僕もないので、今から計算しますね
それではまた明日