Ein Eindruck~感動(20) | My sweet home ~恋のカタチ。

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せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

悔しいけど



胸がきゅんと音を立てた。



戸惑っている私に



彼は本当に自然にスッと唇を寄せてきた。



え・・・・・・



もう何が何だかわからないうちに



だけど


ほんの一瞬、私と彼の唇が触れ合ったのがわかった。




目が開いたまんまで。



ストップモーションのように。



動くこともできず。




そして彼は私の耳元で



「・・おれの気持ち。 ・・・わかってんだろ・・・」



低い静かな声でそう言った。



気持ち・・・?



私の頭の中でその言葉をなぞってみる。






「・・・絵梨沙が・・好きだよ。 ほんと・・初めて会ったときから・・・・」







・・ウソ・・・




気がついたら


ボロボロと


本当に


ボロボロと涙がこぼれていた。




「・・なんで、泣くの????」



彼がちょっと驚くくらいの涙だった。




その涙の理由は口にできなかった。




「え??? なに? ひょっとして・・・・キスも、初めて???」



バカなことばっかり言ってるのに


ホント鋭くて。


心にしまっておけばいいことを


ズケズケと口にして



もう


そういうところがイヤなのよ!!!



私は泣きながらそう思っていた。




「わ~~~! ごめんごめん!」


彼は慌てて私の背中に手をやってまるで子供にするようによしよしをしてそう言ったけど



「いっ・・・・」


体制を変えたのでまた腰に激痛が走ったようでそのまま固まった・・・・。





どう何を


言っていいのか


どうしたらいいのか。




もうまったくわからなかった。



そのままひとしきり涙したあと、何とか肩を貸して


彼をベッドルームに連れて行った。




思わぬキスに絵梨沙はもう自分的に処理もできずに・・・


My sweet home ~恋のカタチ。






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