My sweet home ~恋のカタチ。

せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

ご訪問下さってありがとうございます

東京の芸能社・ホクトエンターテイメントのクラシック事業部を中心に展開する個性あふれる登場人物たちの恋の物語です

ハートフルでハッピーラブラブなお話です(^_^)v


本人の力量のなさ(?)でたいへん読みやすくなっております(*゚ー゚)ゞ 気軽に読んでやって下さい。


長編となっておりますので、まずはこちらからどうぞビックリマーク→→→おはなしのながれ


初回から読みたい人はここからですよ~。(^∇^)→ You're my sunshine(1)


ドキドキ元気な新入社員・加瀬夏希とエリート社長秘書・高宮隆之介とのギャップ的ピュアなラブストーリーです。



ねこへびひきつづきアメンバー募集中です!





$My sweet home ~恋のカタチ。

$My sweet home ~恋のカタチ。

プロカメラマンのフリー写真素材・無料画像素材のプロ・フォト

Photo by (c)Tomo.Yun


karinko*




ステキな素材をお借りしております。

NEW !
テーマ:

「いや、わからんで。 もっとちゃんと奏がクラシック演奏家としてやっていけるサポートをしてくれるかもしれへんし、」


志藤はやや固まってしまったひなたにそう言った。


「・・・・」


ひなたは奏のこれからが一気に心配になり無言になってしまった。


「このコンクールで。奏の運命は一気に変わったと言ってもいい。 ヒライは日本のコンクールの中でも最高峰。 クラシック界の新星として注目されるやろ。 でも。 すべては・・・奏次第やから、」


志藤は一気にタバコを吸って、吸殻を携帯灰皿に押し込んだ。


「んじゃ。 帰るで、」


志藤はひなたの腕を引っ張ってタクシーを拾うために手を挙げた。


「ちょ、ちょっと・・パパ、」


父が何もアクションを起こそうとしないのがひなたは不満だった。


タクシーに乗り込んだ後


「・・高遠くんは。 北都に所属するんだと、思ってた。」


ひなたはぽつりと言った。


すると志藤はふっと笑って


「別に奏にそうしてほしくて・・いろいろ面倒見て来たわけやないで。 おそらく・・奏の性格を考えると俺に恩義感じてそうなっちゃったりして、と思わなくもなかったけど。 何があいつの将来に一番いいのか、って考えて決めて欲しいと思ってた。」


「パパは。 ホントはどう思ってるの??」


ひなたはそれが一番知りたかった。


「・・正直。 もう少し先やと思ってたから、」


「え?」


「これから・・あいつが世界に出るようになって。 その時は・・って思っていたけど。 おれが考えるよりも奏の成長が早かった。 ・・前におまえがあいつの『パトロン』になってくれって言った時があったやろ?」


「え・・あ、うん・・」


「正直、その時初めてひょっとして今なのかな、と意識し始めた。 でも・・奏はまだまだこれからやし、プロダクションに所属させて、色んな仕事させたりするのは・・まだ早い気もしたし。」


「・・そっか・・」


「でも。 今日のあいつのピアノ聴いて。 ・・真尋と初めて会った頃の事。 思い出した。」


「まーくんと・・?」


ひなたはこの前母から言われたことを思いだした。


「あの時の・・なんか心の底から湧き上がってくる・・情熱というか。 こいつを・・おれの手ででっかくしてやりたい!って気持ち。」


「パパ・・・」


ひなたは父の本心を知り、少しずつわだかまりが解けていく。


「でも。やっぱりな。 まだ・・早いかな。 奏はまだこの世界ではヒヨっ子や。世に出たばかり。 今はまっすぐにピアノだけの道に進んでほしいけど。」


どこまでも


奏の将来を考えてくれている


その気持ちはひなたにも伝わった。


「まだまだ親の庇護が必要な年や。 奏のことはお母さんが一番に考えてると思うから・・。」


「パパ・・」


ひなたは父に頭をもたれてぐすんと泣き出した。


娘の頭をそっと撫でて


「北都フィルのデビューコンサートの日。 あの真尋の・・ピアノコンチェルト聴いてる時にな。 ママのおなかにいたひなたが。 動いたんやで、」


「え・・?」


「パパは。 初めてその時・・ママのおなかで動くひなたに触れた。 ・・ほんまに嬉しくてなー。 涙が・・止まらんかった、」


志藤は今もその時のことを思い出すと胸が熱くなる。


「・・今日。 奏のピアノ聴いてた時にな。 一緒にそのことも思い出してた。」


決して順調でなかった自分たちの結婚と妊娠。


あの時の子がこんなにも大きくなって、そして。


自分と同じようにピアノを愛する少年に恋するようになるなんて


夢にも思わなかった。


「・・あたしも。 頑張る。 それが・・・高遠くんのためにも・・自分のためにも・・一番なんだよね、」


ひなたは改めて父の思いを知り、涙が止まらない。


思わず父のスーツで涙を拭いてしまった。


「あ! もー! 鼻水つけんなや、」


志藤は笑ってひなたの頭を小突いた。


「鼻水くらい・・・。 かわいい娘の鼻水じゃない!」


ひなたはそう言ってまた泣いてしまった。


ひなたは父の奏への思いを知り涙します。 そして自分への愛情もひしひしと感じて…


ひなたと奏の出会いはこの辺からどうぞ→→→




人気ブログランキングへ

 ↑↑↑↑↑

読んでいただいてありがとうございました。よろしかったらポチお願いします!


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
同じテーマ 「Part12」 の記事

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。