Ein Eindruck~感動(13) | My sweet home ~恋のカタチ。

My sweet home ~恋のカタチ。

せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

ぼーっと目を開けた。



この事態をすぐに把握できなかった。



自宅ではないところで眠ってしまったことに徐々に気付き始め


そして見おぼえがあるような風景に驚き。




「・・・・????」




のそっと起き上った。



部屋は雑然として。


うっすらとカーテンから明かりが洩れている。




・・どこ・・???



昨夜のことを思い出した。


フランツの店で彼のピアノを聴いていたら・・・


すごく気持ちが良くなって



記憶はそこで途切れている。




ここは・・・



ドキドキして自分が寝ていた寝室のドアを開けて、出て行った。




・・・・!!!!




リビングのソファに彼が口をあんぐりあけて寝ていた。






な・・


なんで?????



もう髪の毛を掻きむしってしまった。


思わず服の乱れを確認してしまった。



特に変わったところはなかったけれど、事情が全くわからず茫然とした。



すると



「・・・ん・・・?」


彼が目を覚ました。



「・・・あ・・あのっ・・・」


おそるおそる声をかけると



「もー・・・・・めっちゃ重かった・・・・。 勘弁してくれよ・・・。」


彼はまだ寝ぼけながらそう言った。



「はっ???」


「店で寝ちゃってさあ・・・ぜんっぜん起きないんだもん・・・。 おれ、ここまでおんぶして来たんだからなー・・・。この5階まで!」


手で目をこすりながら言った。



「えっ!!!!」



全く記憶になかった。



「鍵も探せないしさあ・・・・ここに寝かせるっきゃねーじゃん・・・。」



「な、なんで??? え???」


「マスターが。   絵梨沙のドリンクにちょっとジンを入れちゃったんだって。 したら、すんごい寝込んじゃったみたいで、」



「お、お酒???」



確かに気持ちが軽くなるドリンクを頼んだけど。


ちょ・・・


どーゆーことっ!?





「ほんの冗談半分だったんだけどって・・・。 酒、飲んだことないの?」


「ないわよ・・・。 だってまだ未成年だし・・・」


「いまどきさあ・・・ハタチ前に練習しとくもんだろ・・・」


だんだんと悔しくなってきて



「そんな練習しないわよっ!!」



キレてしまった。



「しょーがねえなあ・・・」


と、彼が起き上がろうとした時



「いっ・・・・・・・・・」



そのまま固まってしまった。




真尋の身に何か!?Σ(・ω・ノ)ノ!


My sweet home ~恋のカタチ。






↑↑↑↑↑↑


読んで頂いてありがとうございました。

ポチっ!わんわん お願いします!


人気ブログランキングへ 左矢印 携帯の方はコチラからお願いしますドキドキ


My sweet home ~恋のカタチ。