幽かな彼女 第6話 「アカネ消滅!? 気づいた想い」 | 日々のダダ漏れ

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幽かな彼女

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第6話
アカネ消滅!? 気づいた想い


香織) だから、航君にだけは、必要って、思って
    ほしかった。だから、いいよ。航君。
航) バカにすんなよ。そんな気持ちでするの、嫌
  だから。
香織ちゃんのこと好きだし、ほんとに
  大事だと
思ってるから。だから、そんなことしな
  くても大丈夫。
俺には香織ちゃんが必要だから。

アカネ) 良かったね。優しい人を好きになって。
    大丈夫!これから先も、あなたなら、きっと
    たっくさんの人が支えてくれるから。だから、
    勇気を持って。
あなたは、独りぼっちじゃな
    いよ。ね。
私は、また独りぼっちだけど・・・。
    せっかくめぐりあえたのに。
    喧嘩なんてしなきゃよかった。

**********



暁) 心配してたんですよ。
  先生方もご家族のみんなも。
航) すいませんでした。
香織) 心配してないでしょ、私のうちは。
    どうせあの人たちは私のことなんか・・・。
暁) だからってお前が間違えていい理由にはなら
  ないだろう? 親がどうのなんて関係ない!
  辛い現実から逃げてたってしかたないんだよ!
  だから、お前が強くなれるなら・・・。
  あんな親のことなんて嫌いになったっていい!
  強くなるしかないんだよ! 自分の人生は、親じ
  ゃなくて
自分が決めるしかないんだから!



暁) 俺も、俺ももう逃げるのはやめる。

**********

霧澤) 私も経験者なので、結婚を続けることだけ
    が最善だとは思っていません。
ですが、親
    が子供に対して、私にも幸せになる権利

    ある、と言うの、は脅迫だと私は思います。
    あなたが善き母親なら、お嬢さんの方から、
    お母さん幸せになってって、言ってくれたと
    思いますよ。

**********

香織) 私、高校に入ったら、
    父と暮らすことに決めました。
暁) そうですか。
香織) お母さんに幸せになってほしいとは思わな
    いけど・・・楽にはなってほしいと思うから。
暁) 強いですね。
香織) はい。

**********

前回の「体罰、という言葉の魔力」の話もよかった
のだけれど、今回も、親と子の関係における問題
が上手に描かれていて、いいドラマだなあと思い
ます。幽霊という特殊アイテム、というか、特殊な
設定を絡めてはあるけれど、香取演じるところの
先生が、実に普通で、普通に生徒を思ういい先生
なところに好感がもてる。大層な理想や正義を振
りかざすことなく、生徒によりそう形で、さりげなく
サポートしようとする姿勢がいい。幽霊の力は借
りてはいるものの、スーパーマンじゃないところ。
完璧な人間も教師もいない。でも、みんな、それ
ぞれに生徒のことを考えている先生たちなのが
いい! 昔は普通にいたはずの、普通の先生が、
では珍しい存在かと思うと、何とも複雑ですが。
それにしても、アカネはなんてキュートで可愛い
霊なんでしょうか。彼女の存在が、このドラマ
癒しポイントというか、彼女に救われていると
いうか。ただ、アカネと暁とのハッピーエンドとは、
うなることなのか、イメージがわかなくて・・・。