暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ蝉の鳴き声は賑やかです。
お盆休みを取られていらっしゃる方も多いことでしょう。
さて、8月2日、今年も大安吉日、晴天の下、
「らくらくピアノ🄬グレード認定47 in 千葉」
が開催されました。
出演者のみなさんはじめ、ご協力いただいたすべての方々に、厚く御礼申し上げます。
「指が震えてあがらないよう、祈るのみです。」
「今年、喜寿を迎え、記念に思い切って参加することにしました。」
それぞれの思いを胸に演奏がはじまりました。
この日が初舞台のお子さんたちも、元気よく演奏してくれました
「大好きな映画音楽をピアノで弾けることにびっくりしています。」
「加齢とともに失うことの多さに愕然とする日々ですが、ピアノと過ごす時間が一日のメリハリをつくる貴重なひとときです。」
演奏前のコメントも胸を打ちます。
「子供たちの演奏は、堂々としていますねー 」
後日、うかがったお話です。
「母親時代、我が子に厳しいことを言ってきましたが、人様の前でピアノを弾く、ということが
どれだけの心持ちか、初めてわかりました! あの時の我が子は偉い!」
「父親時代、娘の発表会に連れて行かれておりましたが、心地よいピアノの音色に、
ついウトウトしてしまってね(笑)。
あの時、もっとしっかり聴いておいてあげれば良かったなあ、と子供たちのはつらつとした演奏を見て、思いましたよ。」
こんなお話を聞くことができるのも、大人の生徒さんあってのことです。
ご出演のみなさんの演奏のあと、講師演奏を披露させていただきました。
私のソロ演奏に続き、審査員を務めていただいた
一般社団法人 全日本らくらくピアノ協会 千葉支部 一級認定講師 田中泉美先生との連弾、
更に、同じく千葉支部1級認定講師 岡部衣加先生を交えての6手連弾・・・。
少ない時間の中での練習の成果は、パーフェクトとは言えませんでしたが、
会場のみなさんには、とても喜んでいただけたようです。
すべてのプログラムを終え、記念撮影。
演奏中、ステージに飾ってあったブーケをそれぞれ持っていただきました。
「花なんて貰ったことが無いから、なんだか恥ずかしいなあ。」と照れていらしたMさんの言葉が
印象的でした
「緊張したし、やっぱりいつもと同じところで間違えてしまったけど、他のみなさんも同じなのかなって思いました
間違っても楽しそうに弾いてらして、気持ちが楽になりました。」
「『来年もぜひ弾きましょう!』って、帰り道でお話したんですよ 」
たくさんの嬉しいお言葉を聞くことができました。
こうして、またひとつステージを終え、次へのステップアップにつながりますように・・・。