写真家ルッチーこと鶴岡です。






なんだか今日はわけのわからなく悲しくて寂しくて

珍しく家でお酒を飲もうと思いコンビニへ。

たまたまお財布に持ち合わせがなかったので

ATMでお金を下ろした。

明細を見たら






残額が増えてる。

下ろしたのに増えてる。






理由はすぐにわかった。

その理由がわかった瞬間、目頭が熱くなった。

泣くまでは行かないけど瞳に涙がたまってた。






なんだ、一人じゃないじゃん、おれ。

人とつながってるじゃん。

こんな自分でも愛をくれる人がいるじゃん

愛されてるじゃん。






そんなことに気づいた夜。






カゴに入っていた500ml缶のビールを棚に戻して

350ml缶を入れた。

量飲みたいわけじゃない、

今日はヤケ酒だー、と思ったけど

本当にしたかったのはそれじゃない。

お酒をおいしく飲みたいんだよね。

同じ酔うなら好きなお酒で酔いたい。






あー、また一人になってたらしい。

いかりんがFBでこんなことを書いてた






そう、まさにお金で買えないものを受け取った。

受け取ったのはお金だけど

お金だけでは受け取れないモノも受け取った。






心を覆う悲しみ、寂しさは取れてないよ。

でも、そんな状態であっても

お金で買えない豊かさを受け取れた、

それを豊かさだと感じることができたから、

まだ自分、拗ねてないんだな、

まだ自分、捨てたもんじゃないんだな

とも思えた。





その豊かさに気づかせてくれたのがミキティ

ありがとう。






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昨日、この方のプロフィール写真の撮影をしていました。
その様子はこちらの記事に。

で、終わった後に理恵さんと話していて

気づいちゃったんだ。






悲しみが心の中にまだ残ってるって。






なんかぬぐい切れてない重いモノが心の中にあることには

気づいていてなんか心にフタをされた感じではいたのだけど、

りえちゃんにスパッと見抜かれてしまった。

なんかまだ悲しいようにも感じるけどね、って。






見ないフリしていつしかあることすら忘れていた。

自分の心に「悲しみ」があることすら知らなかった。

でも、違和感として感じていた。

でも、気づくってそれだけでスッキリするモノで

「あー、悲しかったんだ、俺」

って心の中でつぶやいたら心の中で何かがストンと落ち着いた。






でね、その悲しみがすごーくよどんでて

心の中でズーンと響いてて、

なんだろうなあ、

気持ち悪いなあ、

なんて思ってた今日。

悲しいし、寂しいし、

かといって誰か話を聞いてくれるような人もいないし、

って一人になっていった。

家にいるのがなんとなくイヤだったから

外に出てみても気分が乗らなくて街をただ歩くだけ。






得体の知れない大きな悲しみ、

絶望にも似たような悲しみ、

際限なく大きくて深い悲しみ。






そんな悲しみを抱えながら、

そんな人のぬくもりを感じながら

これからも生きていくんだろうな。







ルッチーでした。