前回からの続きで、
逆光の撮影についてです。
逆光の撮影方法については、
前回列挙しました。
写真上達!逆光の撮影!逆光で撮る!
http://ameblo.jp/photojack/entry-11886449305.html
①露出補正でプラス補正する
②マニュアル露出で人物に露出をあわせる。
③ストロボを使う
④NDフィルターを使う
⑤中間くらいの露出を選び、撮影後フォトショップなどで加工する
⑥デジタル処理のHDRで撮影する
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それでは、実際に逆光の撮影方法を
ひとつひとつ解説していきます。
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①露出補正でプラス補正する
カメラがオートで露出をあわせる設定で
撮っている場合、露出補正を行うことで、
カメラが自動で判断した露出よりも
明るくしたり暗くしたりすることができます
逆光で人物を撮るときに、
人物の顔が暗くなってしまう場合などは、
露出補正をプラスにすれば、
写真全体が明るくなりますので、
顔の部分の暗い部分も明るくなります。
露出補正は、
「-3」「-2」「-1」「0」
「+1」「+2」「+3」等であらわされます。
それぞれの間をもっと細かく区切ってあることが多く、
+2.3とか-1.2などとなります。
これをプラスにもっていくことで、
明るくなりますので、撮影画像を確認しながら、
その場その場で調整して下さい
しかし、露出補正をプラスに補正すれば、
当然バックの明るい部分も明るいほうに補正されますので、
青空の青い色がどんどん薄くなってしまいます。
ここは、バランスの問題ですね
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それでは、次の逆光の撮影方法です
②マニュアル露出で人物に露出をあわせる。
これも、原理的には露出補正と同じですが、
露出補正よりもマニュアル露出で撮るほうが、
より厳密に、大胆に調整ができます。
ただ、マニュアル撮影に慣れていない人は、
オート露出で撮影をしてみて、
そのときのシャッタースピードと絞りを覚えておいて、
それを参考にマニュアル露出で設定を行うといいと思います。
逆光で人物を撮影するときには、
人物がきれいに写る露出で撮れば、
バックは明るく白飛びしてしまうこともありますが、
顔が暗くなってしまうことは避けられます。
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次の逆光の撮影方法です
③ストロボを使う
いわゆる日中シンクロです。
画面全体としては明るいので、ストロボは必要ないのですが、
バックの青空を青のまま撮影し、
手前の人物の顔も真っ暗にならないようにするために、
ストロボを使って、人物の顔にストロボの光をあてるのです。
青空の場合で人物がカメラからすごく離れているのでなければ、
ストロボの光の強さはTTLで十分対応できるのではないかと思います。
TTLとはストロボの設定のひとつで、
最近のストロボで一般に使われる設定ですので、
分からない方は、読み飛ばしてもらって構いません
ストロボ撮影については、
ストロボの使い方!逆行でのストロボ撮影方法!
http://ameblo.jp/photojack/entry-11207217058.html
ストロボ撮影をしても、人物の顔が暗くなってしまう人は、
ストロボの設定をプラス補正するか、
マニュアルにして、光の強さを変えてみてください
今回は以上です。
次回、④以降の
逆光撮影について解説します。