逆光の撮影!逆光の撮り方!逆光で撮る! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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逆光の撮page-2.html影!逆光の撮り方!逆光で撮る!

今日も逆光の撮り方について。

前々回からの続きで、
逆光の撮り方3回目です。

これまでの逆光の記事は
逆光の撮影!逆光の撮り方!逆光で撮る!
http://ameblo.jp/photojack/page-2.html


逆光の撮影!逆光の撮り方!逆光で撮る!2回目
http://ameblo.jp/photojack/entry-11886463732.html


具体的な逆光の撮り方は
①露出補正でプラス補正する
②マニュアル露出で人物に露出をあわせる。
③ストロボを使う
④NDフィルターを使う
⑤中間くらいの露出を選び、撮影後フォトショップなどで加工する
⑥デジタル処理のHDRで撮影する
でした

①から③の逆光の撮り方は前回解説しました

④NDフィルターを使う

NDフィルターとは、レンズに装着することで、
レンズに入ってくる光の量を抑えてくれるフィルターです。



NDのあとについている数字によって、
光の量を抑える力が変わると考えてください。

ただ、普通のNDフィルターだと、
画面全体の光量を落とすことになるので、
逆光時の撮影には使えません

そこで、ハーフNDフィルターというものがあります。


これは、風景撮影などで使えますが、
空の部分の光量だけを抑えることができるものです。

ただ、これは画面の半分で区切られているため、
構図決定などに制限が出てきます。

その制限をつけたくない方は、
いわゆるLEEフィルターというものがあります。


誤解を恐れず、解説すると、
画面の中で減光するラインを
自分の好きなところで決められるフィルターです。

ただ、これには、
フィルターホルダーが必要で、
大げさになってしまうのが欠点です。

境界部分については、
ハードタイプとソフトタイプがありますので、
用途に合わせて選んでください

ちょっと、小難しい方は
読み飛ばしてもらって構いません。

それでは、次の逆光の撮り方です
⑤中間くらいの露出を選び、撮影後フォトショップなどで加工する

邪道だと思うかもしれませんが、
撮影後の処理前提で撮るということです。

撮影後、フォトショップで補正できる程度の露出で
撮っておいて、上手に処理をして下さい。

⑥デジタル処理のHDRを使う

HDRとはハイダイナミック合成といって、
レンズに入ってきた光のうち、
最も明るい部分と最も暗い部分を
感じ取り、白とびや黒つぶれの部分をなくした状態で、
写真として残すものです。

原理としては、
いろいろな露出で撮った写真を合成してしまっているのです

簡単に言うと、
写真の中の明るい部分と暗い部分を別々に撮って、
きれいに写っている部分をそれぞれから
取り出して合成し、一枚の写真にするというものです。

普通に撮ったのでは、撮れない様な不思議な写真ができたり、
妙に非現実的な写真を作ることもできます。

まあ、知識と知っておいて、
ためしにやってみるという程度でもいいのではないかなと思います。

HDRをメインに作品作りをしていらっしゃる方もいます。

以上です。

今回は、少し小難しかったかもしれません。

分からない方はこういうものもあるんだ程度で十分です。

質問や今後取り上げてほしい話題など
いつでもお待ちしていますね

ありがとうございました