風景写真の撮り方!風景写真撮影方法! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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風景写真の撮り方!風景写真撮影方法!

今回は、風景写真の撮り方について!
風景写真の撮り方といっても、
風景写真はこう撮るなんて
風景写真の撮り方はもちろんありません

風景写真を撮るコツやヒントに
なるようなものをつかんでもらえたら
いいのではないかと思います

風景写真の撮影にも、
山や海、花や、夜景など
たくさんの風景写真があると思いますが、
今回は、その中でも川や湖など
水辺のシーンの風景写真撮影について

風景写真撮影では、
構図とともに露出がかなり重要になってきます

風景写真の撮影に限りませんが、
適正露出はひとつではありません。

露出とは、シャッタースピードと絞りの
組み合わせによる写真の明るさです。

そして、適正露出とは、
正しい露出のことですから、
写真の狙いによって、
適正露出は変わってくるからです。

撮影者の意図しだいで、
少し明るすぎるのが適正露出になりますし、
逆に全体は暗くても、
写真の一部の本当に写したいものがあれば、
それが適正露出になります

つまりは、
自分の好きなように
露出を変えていいということ。

では、風景写真では
どんな露出にしてもいいかというと、
それでは、なかなか風景写真の上達には
つながりません

自分が納得できる写真、
狙った写真が一番大事ですが、
見る人の印象や目線を意識しないといけません。

そういう意味で、
風景写真を撮る時は、
特に露出をいろいろと変えて撮ってみてください

特に、今回は川や湖などの水辺の
風景写真の撮り方についてです

水辺の風景写真というからには、
水が被写体になることが前提です
(必ずしもではありませんが・・・)

水は液体ですから、
流れや動きがあります。

そのため、シャッタースピードの選択で、
水の動きを止めた写真や流れるような写真。
さらには、水に見えないようにすら
見せることができます

それを露出を操ることで表現すれば、
同じ場所で同じように撮影しているのに、
ぜんぜん違う風景写真になるでしょう

それでは、具体的な風景写真について。

水面の反射を美しく撮るには、
シャッタースピードを速くしてみてください。

そうすれば、
水面の光の反射による
きらきらとした写真が撮れます

時間や撮影位置を考え、いろいろ試してみれば、
目で見えなかった色や光まで
写ることがあります

また、水は水の中の色や物、
さらには水に写り込むものの色などで、
まったく変わってきます。

それは、撮影位置や時間、天気や季
節などでがらりと変わるものです

ですから、一通り撮ったからといって、
終わりと考えず、
こんな光になったら
もっとこんな写真が撮れるんじゃないかとか、
考えながら撮ることで、
また別の機会に来て撮ってみようなんて
考えることができます

また、川の撮影の場合、
川に近づいてからがシャッターの
タイミングとは限りません

ぜんぜん離れた場所や川に向かう途中でも、
木の間から川が見えたり、
川から流れ出る小川があったり、
と可能性は無限大です

風景写真においては、
他の写真以上に、
撮影位置が重要になってきます

撮影位置はいろいろ考えたり歩いて、
見つけるものですが、
そこまで時間や体力がない方でも、
簡単に風景写真のバリエーションを
つくることはできます

それは、撮影位置の高さ。

当然ですが、
しゃがめばローアングルになりますし、
すぐ後ろの岩や土手に登れば、
高いアングルが手に入ります

そして、そのローアングルハイアングルで、
それぞれ露出をいろいろ変えたり、
焦点距離を変えたり、
構図を変えたりすることで、
なん通りもの風景写真が出来上がるのです

ただしゃがむだけでなく、
地面すれすれまでのローアングルだって
チャレンジしてみてください

また、高いところから撮るときも、
さらにハイアングルを求めて、
両手をあげてノーファインダーで
撮ってみるのもありです

水のしぶきをとめたければ、
シャッタースピードを速くします

逆に流れや動きををあらわしたければ、
シャッタスピードを遅くします

また、水の透明感を出したければ、
PLフィルター(偏光フィルター)を
使ってみてください

水面への写り込みや反射を除去すれば、
水の透明感を出すことができます

また、NDフィルターを使えば、
ISO感度を下げて、
三脚を使って、
シャッタースピードを極端に遅くすれば、
風景写真の写真集などでよくある
川の流れが白い糸の束のようになった写真だって
簡単に撮れます

次に構図です。

構図については、
書き出したらきりがありません

構図の基本的なことは、
以前4回くらいにわたって書きましたので、
そちらを参照ください

写真上達!基本構図を覚えて写真を変える!
http://ameblo.jp/photojack/entry-11094383885.html


構図について、
ひとつ言うとすれば、
露出と同じで、
いろいろな構図を試してみること。

橋の位置や山の位置などを
ずらしたり変えて構図を変えることはもちろん。
水の面積、空の面積を替えて奥行を出したり、
してください

最後に、水辺の風景写真では、
水面に写る風景や色も気にしてください

特に画面の中で水の割合が多ければ多いほど、
その写真の中で重要度が
増してくると考えるべきです

長くなりましたが、
今回は以上です

次回以降、別の場所での風景写真の
撮り方についてを取り上げます

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