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ご訪問ありがとうございます。
![Kierkegaard](https://stat.ameba.jp/user_images/20110218/18/perorin2/81/e5/j/t02200275_0336042011058207292.jpg?caw=800)
(あ、ペン画の練習はどこにいったんだろう)
その前の話 その1その2その3その4
見えるだけが僕の世界じゃない・・・
貴方の心の中の世界も、僕の世界だ・・・
「おまえ背小さいな」
「え、こ、これから伸びる予定なんだ」
「食わないと大きくならないぞ、牛乳買ってやるから飲め」
「ありがとう」
ルームメートとなった尚くんは、気さくでいいヤツである。
京、キョーコは戸惑いがある、以前通っていた共学の男子とは、あまり接触はなくて、気さくに話しかけられたり、そして肩を叩かれたり、というより、男子ってこんなにスキンシップが多いものか、頭に?マークをいっぱいにしながら、雰囲気に合わせるのであった。
「どうした京?あ、俺、実は関西出身なんだ。お前関東もんか」
「うん」
「そうか、吉本じゃないんだな」
「はあ?」
(私は、九州出身だ、笑点より吉本新喜劇ばかり見ていた。笑いの質が西と東じゃ微妙に、いやかなり違う)
「そういえば、部活って何をやっているの?」
「俺、バスケやってんだ、京もやってみるか」
「僕は、あまりスポーツは・・・」
「じゃ勉強が得意なのか」
「一応は・・・」
尚は、両手を頭の上で合わせて
「頼む明日試験なんだ、山を張ってくれ」
「わ、わかった」
という感じで、京はなんとかルームメイトとそれなりに親交を深めたと言えよう。
京は、教科書を見ながら適格に山を張っていく、そしてさり気無くルームメートに聞き出すのだ、少年のことを。
「ねえ、尚、去年の5月に、事故で亡くなった生徒のこと知ってる?」
「・・・お前何でそれを?」
「気になってさ、どうしたの、なんだか顔色が悪いよ」
「アイツは、俺のルームメートだったんだ。大人しい、お前より線が細い感じだった」
「・・・ごめん、悪かった」
「あいつの場合は・・・、」
コンコンと部屋の扉を叩く音がして、
「尚、新入りだって?」
「あ、レイノさん、入っても構わないですよ」
「こんにちは、君が新しく入った最上京くん?」
「こんばんは、2年次に編入する最上京です、よろしくお願いします」
「僕は、・・・レイノ、寮長をやっている、今年で卒業するから短い間だけどよろしくね」
京とレイノの視線が絡まる、レイノは何か言いたげだった。
「あのどうかしました?」
「いや別に」
京、キョーコは知らない、レイノと兄の事を・・・
続く その6へ
![Kierkegaard](https://stat.ameba.jp/user_images/20110218/19/perorin2/8e/df/j/t02200275_0336042011058351284.jpg?caw=800)
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貴方の心の中の世界も、僕の世界だ・・・
「おまえ背小さいな」
「え、こ、これから伸びる予定なんだ」
「食わないと大きくならないぞ、牛乳買ってやるから飲め」
「ありがとう」
ルームメートとなった尚くんは、気さくでいいヤツである。
京、キョーコは戸惑いがある、以前通っていた共学の男子とは、あまり接触はなくて、気さくに話しかけられたり、そして肩を叩かれたり、というより、男子ってこんなにスキンシップが多いものか、頭に?マークをいっぱいにしながら、雰囲気に合わせるのであった。
「どうした京?あ、俺、実は関西出身なんだ。お前関東もんか」
「うん」
「そうか、吉本じゃないんだな」
「はあ?」
(私は、九州出身だ、笑点より吉本新喜劇ばかり見ていた。笑いの質が西と東じゃ微妙に、いやかなり違う)
「そういえば、部活って何をやっているの?」
「俺、バスケやってんだ、京もやってみるか」
「僕は、あまりスポーツは・・・」
「じゃ勉強が得意なのか」
「一応は・・・」
尚は、両手を頭の上で合わせて
「頼む明日試験なんだ、山を張ってくれ」
「わ、わかった」
という感じで、京はなんとかルームメイトとそれなりに親交を深めたと言えよう。
京は、教科書を見ながら適格に山を張っていく、そしてさり気無くルームメートに聞き出すのだ、少年のことを。
「ねえ、尚、去年の5月に、事故で亡くなった生徒のこと知ってる?」
「・・・お前何でそれを?」
「気になってさ、どうしたの、なんだか顔色が悪いよ」
「アイツは、俺のルームメートだったんだ。大人しい、お前より線が細い感じだった」
「・・・ごめん、悪かった」
「あいつの場合は・・・、」
コンコンと部屋の扉を叩く音がして、
「尚、新入りだって?」
「あ、レイノさん、入っても構わないですよ」
「こんにちは、君が新しく入った最上京くん?」
「こんばんは、2年次に編入する最上京です、よろしくお願いします」
「僕は、・・・レイノ、寮長をやっている、今年で卒業するから短い間だけどよろしくね」
京とレイノの視線が絡まる、レイノは何か言いたげだった。
「あのどうかしました?」
「いや別に」
京、キョーコは知らない、レイノと兄の事を・・・
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