ある個人や組織、思想などに心酔し、熱狂的に支持する人を信者と呼ぶ。
心酔される側に、悪意や権力欲、必要以上の金銭欲があると、信者にとっての悲劇が起こる。最大の悲劇は、本人が悲劇だと認識できない場合だ。
そもそも完璧な人間や組織は存在しない。
そんな人間が考える思想が、唯一無二のものである訳がない。
だから、冷静に、自分の中の軸を奪われないように細心の注意を払いながら、自分とって意義のあること、取り入れるべき良きことを選択していけばよい。
たとえ、どんなに美しく、魅力的な対象であっても、主導権は自身の内側に確保したい。