吉田『ロビンさーーーん!食材持ってきました?ご飯食べました?』
(実際はきちんと名前で呼んでますけど 笑)
R 『いえ、まだです、食材は持ってきてませんけど』
吉田『よかったら、インドカレー作ってるからどう?』
R 『あー、頂きます』
ちなみに、このカレーは有料。1500円!
事前にネットで情報を得ていたので、驚かなかったが
なかなかの商売上手 、ヤリ手である。
数分後、隣の吉田邸でカレーセットを御馳走になった。

(写真は翌年に行った際に出て来たカレーセットなので若干内容が異なります)
内容は
鹿カレー (裏に仕掛けてた罠に引っかかった屋久鹿を捌いた物)
チキンカレー
トマトなんたらカレー(ココナッツも入ってて不思議な味)
豆のスープ
ヒジキとか色んなものが入った妙なご飯
とにかく量が多い!でも結構イけた味!
吉田さん、インドに1~2年行ってたとかで本格的。
飛び交う埃とか、ハエとか虫とかも本格的。
ジュースの中にハエが突っ込んできても動じてはいけない。
R 『ところで、この飲み物は何ですか?』
吉田『あー、これはマスクメロンだよ!
ちょっと完熟ってか、発酵しちゃって酒みたいになってるけどさーー ははは』
メロンジュースが酒の味。
メロンの匂いなのに。
一口飲んで止めたぼくは、まだまだ修行が足りないようだ。
その後、色んな興味深い話を聞かせてもらい。
ぼちぼち出ようとすると。
吉田『今日はどこに行くの?横河?それならここがいいよ、普通、
人が行かないスピリチュアルな場所だよ。川を上流に、岩を登りながら行くといいよ。』
といいながら彼は地図を描きだした。
なぜか筆だったけど。
ちなみに行きたい場所は左端。教えてくれたスポットは、紙からはみ出た所。
構図無視。
やはりこの方、ただ者ではないようだ。

そんな感じで宿を出た。
白川の集落は、なんともいえない独特の空気が流れている。
故 山尾三省(屋久島で活動してた詩人)がこの場所を愛したわけが少しだけわかった。
恐ろしく綺麗で、静かな「白川」
うなぎもいるそうです。


ちなみに
こちらは宿から少し先にある通称白川道場。
屋久島一人旅の人が、ここに集ってた模様。現在閉鎖中。

不思議なものもあります


野犬モドキ。ほんとは飼い犬。

白川の全てに圧倒されながら、ぼくは海に向かった。
屋久島心得 その10
白川山は、屋久島で唯一海沿いにない集落。森の中の村。
キノコのように立っている手作りのポストがとてもキュート。
交通の便が悪いので、車かバイクは用意しておきたいところ。
でもこの距離を歩いていけるくらい時間に余裕を持った旅行がしたいですね。贅沢ですけど。笑
ちなみに白川山は、故山尾三省さんが活動してた事でも有名。
1977年に移住し、田畑を耕しながら数々の詩やエッセイを執筆した詩人です。
余裕があれば、彼の作品に目を通してみるのもよいでしょう。
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