軍艦島への道 その1 | DJ ROBIN'S ブログ ~屋久島と山登りと不思議探しのススメ~

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ROBINが屋久島とか山登りとか他にも色んな楽しいものを思いっきり推奨していくブログです。

たまに体型作りについて偉そうに語ったり、不思議なものを紹介したり、

気が向いたら精神性を説いたりもしてみますので

どうぞ皆様、気軽に絡んでみてください。

以前、軍艦島へ潜入した時の事を物語形式にして記していきます。




最近では福山雅治氏が「残響」という写真展で軍艦島を扱ってましたので
認知度も高くなってきてますが
この島の事を扱っていると
都合上、書けない事もあります、その辺はご了承ください。
なお現在軍艦島への上陸は禁止されております。ご注意ください。






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軍艦島.001




数年前、ありとあらゆる手段を使って、やっと手にした軍艦島への道。
でもその道はゴール目前で消滅してしまった。
絶頂からどん底に突き落とされ、復活するのにもかなりの時間を要してしまい
それによって軍艦島への執着心が薄らいでいってる自分を否定する事もできなかった。



が、神様は見捨ててなかった。
翌年あるところで軍艦島上陸経験者を見つける事ができた。
しかも再度上陸を考えてるという・・・
早速彼にメールをした。熱苦しいメールだったと思う。
しかしすぐに返事が来た。
春先に企画してるけど、本気なら来ればいい、と。4ヶ月後の話である。
タカビーな返事だったが、悪い気はしなかった。
それから、たまに彼とメールのやりとりをしながら月日が経つのを待った。

そして連絡があった。
3/??~3/??
に決行しますと。
土日というのは有り難かった。平日でも会社サボってでも行こうと思ってたのに。






メンバーはぼくを入れ6名。
北海道、沖縄、静岡×2、福岡×2 
北海道、沖縄の2人はこの日の為だけに長崎入りしている。
静岡の2人は青春十八切符みたいなやつで来ている。
気合いの入れ方が半端ではない。

そんなやつらと長崎駅で合流した。
ファミレスで他愛もない話をして緊張を解した。
しかし、緊張が解れるのに反して、外の雨脚は強まって行った。
どしゃぶりではないが、
少しでも波が高いと上陸できない恐れがあると知ってるぼくらは
また別の緊張感と戦わなければならなかった。



そして店を後にした。もうすぐ5時だ。



つづく。