対人関係と欲求その2〜欲求をどのように扱うか〜 | ママと女性の相談室・マインドフルネスセラピー『ピースオブマインド』

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こちらの記事↓の続きです。

対人関係と欲求その1~ストローク飢餓による欲求~



今回はまず、欲求の適切な扱い方について書きたいと思います。



親が自分の欲求に気づき、

どんな欲求も認めることで、

子どもの欲求の存在も認めることができます。



そのためにも、自身では認めにくい欲求の場合、

親がその欲求の存在を誰かにしっかりと受け止めてもらい、

欲求の存在を認めることが必要です。



なぜならその欲求をもっているのが自分自身であり、

そんな自分を否定することは、

自分の存在を否定することになるからです。



そんなふうに、親が自らの欲求に気づき、認め、

満たせるものは満たしていくことが必要なのですが、

欲求は、すべて満たすことはできませんよね。



例えば私(中栖)が夫に会いたいと思っても、

亡くなっているのでその欲求は叶いません。

あきらめが必要ですよね。



欲求には、満たせるものとあきらめるものがあり、

それを吟味し見極めることが大切です。



見極めをつけないまま

叶わない欲求をあきらめずにいることで、

それが”執着”となり、更に自分を苦しめることもあるからです。




欲求の適切な扱い方

(1)欲求があることを認める

(2)手に入るものと入らないもの、
   そしてその優先順位をつける

(3)相手がいる場合はそれを伝える

(4)少しでも欲求を満たす

(5)どうしてかなわない欲求をあきらめるために
   あきらめの作業をする



(5)についてですが、

あきらめが必要な場合には

その代替やなぐさめになるものを

見つける作業があります。



どうしてもかなわない欲求をあきらめるために

(1)代替のもので欲求を満たす

(2)誰かになぐさめてもらう
 (よくがんばったね)

(3)自分でなぐさめる
 (私、よくがんばった!)

(4)あきらめたご褒美を自分にあげる
 (美味しいものを食べる、好きなことをする)

(5)チャンスを待つ
 (旅行に行きたいが子どもが小さく難しい場合、
  大きくなって行けるようになるチャンスを待つ)



このような作業をすることで、

叶わなかったさみしさ、悔しさ、悲しみを

そのままにしないことが大切なのです。




次回は、ストローク飢餓の欲求を満たす際、

起こる可能性のある対人関係の問題について

書きたいと思います。










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