【キャリア再開発の順序1-6考える(シンキング)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
時間をかけて一つのことを考え抜くのはニガテですか?
業務に圧迫されていると、じっくり考える時間を作るのは困難ですね。
常識にとらわれず、客観的に、素直に考えてみること。
物事の因果関係を追究し、情報を精査して問題解決を試みること。
レベルや期限などに注意を払い、設定された目標の達成を試みること。
思考を深めるこうした方法は、あなたにとって今は困難でしょうか。
前々回、社会人基礎力の「1.前に踏み出す力」に触れました。
社会人基礎力<3つの大きな分類>
1.前に踏み出す力(アクション)
2.考え抜く力(シンキング)
3.チームで働く力(チームワーク)
本日は「2.考え抜く力(シンキング)」についてお話しします。
(1)課題発見力~現状を分析し目的や課題を明らかにする力。
めざすべき目標と現状とのギャップを分析し、問題解決の方策を考える。
どこに問題があり、どんな手当てが必要かを提案できること。
組織的な高い視点と、分析する思考が求められる。
(2)計画力~課題の解決に向けたプロセスを明らかにし実行する力。
課題の解決にむけていくつかのプロセスを提案し、それに向けた準備ができる。
日頃から情報収集に努め、解決のプロセスをストーリー化していくこと。
ゴールから逆算して準備プロセスを組み立てられることが大切です。
(3)創造力~新しい価値を生み出す力
今までの仕組みや常識、枠組みにとらわれず、新しい価値を生み出すこと。
設定された課題に対して新しいアプローチや意味づけをしていく。
既存の固定観念に囚われない柔軟さを持って「不可能」に取り組む。
逆境に置かれた時にこそ、その人の信念が見えてきます。
また、周囲が苦しんでいる時にこそ、対応からその人の生き方が見えてきます。
無から有を生み出すために、どうしても必要な力と言えそうです。
意外と苦手意識を持つ人が多い「2.考え抜く力(シンキング)」。
そのぶん、他者との差別化を図りやすい要素だとも言えます。
なかなか難しい要ですが、少しずつでも身につけたいものです。
昇進や転職の際には、重要な評価指標になるとも考えられますね。
そのキーポイントは視点の高さ。
目の前の仕事に没頭しているだけでは身につかない要素です。
組織全体を高い視点から見下ろすことが必要ですね。
そうして構造的な問題に気付くことが求められます。
仕事を「作業」ではなく、「しくみ」と考えてみるとよさそうですね。
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