大井戸橋 | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】大井戸橋(おほいどばし)
【所在地】香取郡多古町西古内
【竣工】1956(S31)年3月



2011年2月6日訪問

$道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

現在地は栗山川大橋の東側の袂。ここから北側にある古(小)橋を眺めているところ。当然、次はあの橋に接近する。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

で、数分後、栗山川大橋の項で述べたような無駄な悪戦苦闘の末に古橋の東側(左岸)袂にたどり着いた。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

正面から。こちら側の道はほとんど使われていないようす。ただ、橋の袂付近は時々刈り払いされることがあるのかもしれない。コンクリ上のひび割れが痛々しい。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

さて、恒例の銘板チェック。東側の右。
やはり、この時点では何と書いているのか謎だった…(^-^;
六牛戸橋、、、りくぎゅうどばし、とか?古い地名なんかでありそうでしょ?(^-^;

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

そして左には竣工年月が。「昭和三十一年三月」
このエリアの橋、昭和30年代初めのものは歩道橋、そして後半以降が車道橋になっているような雰囲気。おそらく、この間にこの地域の農村にもモータリゼーションの波がおとずれたのだろう。えーと、「もはや戦後ではない」なんて言われた数年後ぐらいかしら?

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

橋の上から上流方面をのぞむ。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

同じく下流方面を。
栗山川大橋を通る人から丸見え。「ボロ橋の上に物好きなヤツがウロウロしているゾ」なんて思われたら恥ずかしいなぁ(^-^;

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

そして、くるりとふり返って東側方面をのぞんだところ。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

さて、西側の右の銘板。おほつどばし??
家に帰ってきて、2つの銘板を見てやっと気付いた。「大井戸橋」=「おほいどばし」じゃないかと。
この近くに井戸でもあったのだろうか、ちなみに3枚上の上流方向の写真に、川の両岸にポンプ小屋があるのがわかるが、ありゃ井戸じゃないよね。今度はちゃんと探してみよう。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

で、左の銘板。ここにきて異変発生!兄弟のような共榮橋細町橋で採用されていた世に似た三十ではなく、領収書で使うような「参拾」が使われているではないか(←なんだか大げさな感じw) 当然ながら理由は不明(^-^;

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

西側の姿。こちらのスロープにはほんの少しだが階段代わりの凸凹がある。

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

なんでこっちの道から来なかったんだろう… (^-^;

道にあるちょっと古いもの-大井戸橋

そして、北側からのツーショット写真。
ここからは素直に右岸を進もう(^-^;