道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

休日、元気な時は、在住している千葉を中心に関東近辺をうろうろしているオイラ。もともとは近場に泊まりがけで出かけて、宿で美味いものを食べでお酒を呑むことがお目当てのだったのだが、いつの間にか途中の道にある古ぼけたもの(土木建築物)が興味の中心に・・・


ということで、道にあるちょっと古めの気になるものを写真に納め、場所(地図)と少々の感想を粛々と記録してきた


同業者のよそ様のサイトを見ると、面白いコメント満載で、自分の文才のなさに恥じ入るばかりだが、これはこれでひとつの記録として見ていただければ幸い、と開き直る日々(^-^;


ここに記載の物件はほとんどネットで紹介済みのところだが、そのうち、なるべく頑張ってオリジナルの物件を載せたいところ。


当面の目標は千葉にある隧道・トンネルの完全制覇。開削されてお亡くなりになったものも含め、トンネルコレクション完成を目指す!(←あのサイトさんに挑戦状w)


※引用、写真の転載は特に制限しませんが、事後でもいいのでご連絡ください。以前、知らぬ間に某サイトで写真を転用されて少し気分が悪かったので。


テーマ:

【名称】不明
【所在地】君津市大坂
【竣工】不明
【延長】約30m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約3m(目測)

 

 

2016年8月14日訪問

 

 

君津市大坂(おさか)、名称不明の林道にて。今いるのはココ(←クリック)。以前紹介した素掘隧道の北側だ。ここから更に奥に進む。

 

 

Yahooの地図では隧道の印だけポツンと描かれていて、道は載っていないが、実際はこのように車道規格の道が存在する。あ、いや、路盤がこれだけ荒れ気味だと、元車道というべきだろうか。まぁ、軽トラやジムニーを操る人達はこれぐらいなら結構平気で入ってきそうだけど(^-^;

 

 

比較的大きめの切り通し。

 

 

向かって左(西側)の法面。

 

 

右側の法面。

 

 

通り過ぎて振り返り。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。) 

 

ここで、歴代の地形図を確認してみよう。いつものように今昔マップから。左は平成19年発行の、右は現在の地形図。現在の地形図には道こそ描かれているものの、隧道は記されていない。それに対して、平成19年のものは1ヵ所隧道があることになっている。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

次に、時代を遡って、昭和57年発行の地形図を見てみる。同じく1ヵ所隧道があることになっているが、場所が違うし!!! (゚д゚)ハッ!!

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

最後に昭和22年発行の地形図を見ると、2本の隧道記号が。実はこれが現状に最も合致している。終戦直後の大変な時期だったってのに(^-^;

 

 

さて、1本目の隧道から5分ほどで次の隧道の登場。

 

 

この、反対側がどうなっているのか解らない状態がワクワクする(笑)

 

 

とりあえず、向こう側の坑口も無事に開口しているようだ。ただ、ちょっと形が…

 

 

南側坑口。

 

 

少し構図を変えてみる。

 

 

南側坑口から内部を望む。向こう側の坑口、素掘にしては珍しい綺麗なアーチになっている。

 

 

内部から見た南側坑口。めずらしくフラッシュを使ってみたけど、けっこういい感じで撮れた。

 

 

北側に向かって若干の上り勾配になっているように見える。これは地層のせいによる錯覚だけではなく、実際に上りになっている。

 

 

内部から見た北側坑口。少し土砂が積もり気味なのだろうか?

 

 

隧道の北側に出ると道の状況が一気に変化する。

 

 

というか、これじゃ四輪車の通行は絶対無理(^-^;

 

 

北側坑口。

 

 

少し離れてもう一枚。右側は谷状に落ち込む地形になっている。写真はパノラマ合成。

 

 

この先も道は少し広がる箇所があるものの、基本的に細いまま。少しだけ先に進んでみたが、隧道もなさそうなので、引き返した。ちなみに、この後に向かったのは、大坂川上流の素掘隧道水路隧道群だったりする。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画

 

 

 

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テーマ:

【名称】三間線7号隧道
【所在地】君津市奥米
【竣工】不明
【延長】不明
【幅員】不明
【高さ】不明

【撤去】不明

 

2016年8月21日訪問

 

 

君津市奥米(おくごめ)、林道三間線にて。今いるのはココ(←クリック)。6号隧道を抜けて坂を下ってきたところだ。

 

 

産業廃棄物の不法投棄で有名な千葉。もっとも、これは産廃ではないのだろうが、こんな所にまでわざわざ捨てに来なくてもいいのに… ゴミはクリーンセンターに直接持ち込むのが手っ取り早いのではないかと思う今日この頃。

 

 

コンクリ舗装が途切れる。といっても、ここまでも、ここから先も途切れたり復活したりなのだが(^-^;

 

 

ダートの路盤はひどく掘り返されていた。

 

 

ここは前に来た時も水が溢れていたっけ。

 

 

一瞬コンクリ舗装が復活したが、またダートに。

 

 

植林地を通り、カーブを抜けると、、、

 

 

切り通しが現れた。今いるのはココ(←クリック)。

 

 

この切り通しは以前は隧道だった。北側より。

 

 

これは、1971(昭和46)年に発行された地形図(1/25000 坂畑)に三間線の隧道と隧道跡を記入してみたもの。この切り通しは7号隧道。えっと、名前は確認した訳ではないのだが、6号隧道と8号隧道の間にあるのだから、7号隧道であることは99.9%確実かと思われ。

 

 

西側の法面。

 

 

東側の法面は随分と低い。

 

 

前の写真にも映っていたが、切り通しのすぐ先に次の隧道が控えている。

 

 

南側より。

 

     ※     ※     ※

 

【名称】三間線8号隧道
【所在地】君津市奥米
【竣工】2003(H15)年3月(改修?)
【延長】91.0m
【幅員】3.5m
【高さ】3.2m

 

 

2016年8月21日訪問

 

 

さて、それでは隧道に。

 

 

北側坑口。反対側の坑口が不自然な形で見えている。ということは、内部はあのパターンか・・・

 

 

坑口左脇の銘板。

 

「三間線8号隧道/2003年3月/千葉県中部林業事務所/延長91.0m 巾3.5m/高3.2m/施工 新興土建(株)」

 

 

北側坑口から内部を望む。内部で軽くカーブしているため向こうの坑口が欠けて見えている。

 

 

内部から見た北側坑口。

 

 

内部は湿度が高いのか霧状態(^-^;

 

 

内部のカーブは、ただのカーブではなくS字状のもの。

 

 

内部から見た南側坑口。

 

 

南側坑口。

 

 

南側の銘板。もちろん内容は北側と同じだが、なぜか材質が違う。

 

 

南側坑口から内部を望む。

 

 

南側より。

 

林道はこの先数百メートルで行き止まり。隧道もここで最後なのだが、終点までにまだいくつか面白いものがある( ̄ー ̄)ニヤリ それはまたいつか。

 

     ※     ※     ※

 

おまけ動画。

 

 

 

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テーマ:

【名称】泉水隧道
【所在地】夷隅郡大多喜町泉水
【竣工】1877(M10)年(「隧道データベース」より)
【延長】39m(同上)
【幅員】3.2m(同上)
【高さ】2.5m(同上)

【撤去】不明(1970年代半ば?)

 

 

 

2017年3月12日訪問

 

 

この日は大多喜県民の森第2駐車場(久半谷隧道東側)から出発。第1駐車場もあるのだが、そちらは16時半には封鎖されてしまうのだ。

 

 

今いるのはココ(←クリック)。いい感じのお地蔵さん、帽子を作ってもらったようだ。

 

 

道の真ん中で猫が毛繕いをしていた。

 

 

現在地はココ(←クリック)。あ、前にある探索で来たことあるぞ(^-^;

 

 

仁王門と金剛力士像は町の文化財に指定されている。

 

 

案内板。

 

 

こちらは向かって右の像。案内板によれば阿形(あぎょう)というらしい。

 

 

そして左は吽形(うんぎょう)。どちらも素人目でも見事なものと解る。

 

     ※     ※     ※

 

さて、ここから本日の本題。

 

 

県道172号大多喜里見線(おおたきさとみせん)に出て少し西進。今いるのはココ(←クリック)。この先にかつて隧道があった。

 

(この地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。)

 

さて、ではまず旧版地形図の確認から。左は1947年に発行された地形図。右が現在の地形図。旧版地形図に小さな隧道の記号が記されている。ホントに隧道があったのかと心配になるような小さな表記だが、隧道データベースにも記載があった。それによれば、隧道の竣功は明治10年。これは同データベースで竣功年が記載されている隧道の中では県内最古となる。

 

 

次に航空写真で確認を。まずは、1971年10月28日に国土地理院が撮影したもの(MKT713X-C2B-12)。西側坑口らしきものも写っている。

 

 

ところが、1975年1月3日撮影のもの(CKT7414-C5C-3)になると異変が発生している。なんと、隧道上がハゲ山になっているではないか∑(゚Д゚) ひょっとしてたら、これは開削工事中の様子なのかもしれない。

 

 

そして1982年12月10日撮影のもの(KT826X-C9-5)では切り通しに。開削完了。。。

 

 

さて、現在の隧道跡。東側より。

 

 

北側の法面。

 

 

小さな凹みが。

 

 

定番の馬頭観世音。

 

 

南側の法面。かなり逆光気味(^-^;

 

 

西側より。

 

 

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