共感は、心のごちそう。 | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


ありそうでなかった、桜柄のマスキングテープ。
物の収集癖は、そろそろ卒業したいと思いながら
文具やさんに行くと、必ず前を通ってしまう。。



これを見た瞬間、「桜野園のために・・・ありがとう(笑)」
と思ってしまい、即買い♪

もう少ししたら、お茶の発送時に使いたいと思います。


さて、ぐっと冷え込んだ昨日は、

しあわせな気持ちを
たっぷりいただきました。

鳥取から来てくださった、70代の女性。
当園の紅茶を、ずっと飲んでくださっているそうです。

水俣の海を見たり、
水俣病のこともお知りになりたいということで
茂堂の海や、資料館、
水俣病センター相思社にもご案内しました。

お客様をご案内するときに、
とっておきタイムは、
実は車での移動時間だったりします。

けっこう、濃く深い話ができます。

今日も、

手摘み手もみのお茶をつくりたいのは
お茶に携わる者として、
本気でお茶と戯れ、
感動するような一杯を
人生の最後に、思い出して喜びをかみしめられるようなお茶を
つくりたいこと。


茶さじも、
心意気が深く、丁寧な手仕事をされる大平さんとつながり
お茶の樹を最後まで活かし
それが、大切な方の暮らしの中で
お茶のある時間を、素朴に粋に演出してくれるだろうこと

大切なものを、
大切に長く使う暮らしがしたいこと

そんなことをお話しすると
うなずいて、共感して
愛情のある言葉をくださって

私は自分自身のおばあちゃんみたいな感覚になって
心と体のすみずみまで、
あったかい血が流れるような気持ちになりました。


共感してもらえることは、心のごちそう。

そんな嬉しさの満ちた気持ちで私自身がいると
子どもたちも、よく話してくれること。

嬉しそうに、のびのびとしていること。

こういう気持ちで、家族の中でお母さんがいることって
ああ、大事なんだなあと、つくづく。



娘がとってきてくれた春。

梅の花が、ちらほらと咲き始めています。