壁際鉄道 測量中 | レールは、こころをつなぐ道。

みんなの水彩夢広場 」出展用の壁際鉄道と鷲羽鉄道の渡り線は昨年と異なる位置になり、「鷲羽鉄道は打ち合わせ通り想定位置に出来上がった 」との連絡があったので、壁際鉄道の実際の接続位置と図面上での接続位置との誤差などの確認作業を行った。



両鉄道の接続位置が想定より短いとベースボード同士が競合してしまい配置できないので少々余裕が有る程度の位置がいいのだが、長すぎると長方形の鷲羽鉄道の中に正方形の壁際鉄道のレイアウトが配置されるので左右方向は余裕があるが前後方向には80ミリ程度しか余裕がない。

また斜め45度で接続するので位置の確定が少々難しいのである。


レールは、こころをつなぐ道。
壁際鉄道は通常の路線部分以外は棚板がないので今回の渡り線用地付近に仮設の棚板を設けて配置の検討・測量に取り掛かった。


機関庫一番右側の線路を延長して渡っていくのでまず機関庫部分から線路を延長し、30度左カーブして直線140ミリのあと3連トラス橋になりその第2トラス橋までがこちらの担当なのだが、ここでは第2トラス橋は設置できないので基準となる壁際鉄道本線の複線中心線と第1トラス橋の交点と、その先の接続点がどこに位置するかの確認作業である。


当初機関庫の有った位置から勾配を始めないとオーバークロスの高さが得られないので出展では機関庫をやめる事にした。

レールは、こころをつなぐ道。

機関庫から直線の延長上の第1トラス橋の指定交点へ向かう左30度カーブの開始点までの直線距離を測定してみると1050ミリ程度となるのでこれより短いと前述のベースボードが競合する事になる。

S280×3本+S140ミリ+S70ミリでちょうど1050ミリとなるので、接続位置の調整用に70ミリはバリアブルレールを使用し勾配の開始位置に設置する事にした。


試運転列車は快調に昇り降りしたが、ベースボードどのような仕上げにしようか…