この記事を読む前に以下の記事を必ず熟読してください。
・ダブルの基本原則
・テイクアウトダブルの基本原則
・ネガティブダブルの基本原則
・レスポンシブダブルの基本原則
・サポートダブルの基本原則
[使用する状況]
スートフィット時に使用します。
競り合いによりインビテーションを示すビッドスペースが存在しなくなった際、パートナーにゲームへのインビテーションを掛けることが出来ます。
[使用用途]
以下の様な競り合いでのビッド展開を考えてみましょう。
1S-(2H)-2S-(3H)-???
ここで3Sとビッドすると、「インビテーションを掛けたかった」のか「ただ単に競りたかった」のかの区別がつきません。
そこで、以下の様な取り決めをします。
3S:競り合い
X:インビテーション
[使用上の注意]
ビッドスペースが存在する際、間のビッドがインビテーションとなります。
「X」はディフェンシブなインビテーションとなり、ダブルドコントラクトをディフェンスしても良い事を表します。
以下の様な競り合いでのビッド展開を考えてみましょう。
1S-(2C)-2S-(3C)-???
3D:インビテーション ハートよりもダイヤにHCPが存在する
3H:インビテーション ダイヤよりもハートにHCPが存在する
3S:競り合い
X:ディフェンシブなインビテーション ハンドがディフェンスに向いている為、3Cxをディフェンスしても良い
[次項]
リードショウイングダブルの基本原則