【ダブル 中級編】
この記事を読む前に以下の記事を必ず熟読してください。
・ダブルの基本原則
・テイクアウトダブルの基本原則
・ネガティブダブルの基本原則
・レスポンシブダブルの基本原則
[使用する状況]
オープナーのリビッドの位置で使用します。
レスポンダーが示したスートに対して、サポートが3枚丁度あることを伝えます。
[使用用途]
主にメジャーでの3-5フィットを見つける為に使用します。
レスポンダーの「1の台のレスポンス」に対して「2H以下のスーツビッド」でオーバーコールされた際に使用することが出来ます。
ここでダブルを置くとサポートダブルとなり、パートナースートのサポートが3枚丁度ある事を示しています。
[使用上の注意]
オープナーのリビッドの位置でのみ使用出来る為、レスポンダーは使用出来ません。
1NTでオーバーコールされた場合は「2H以下のスートビッド」では無い為サポートダブルとはなりません。
パートナーが示したスートがマイナースートの場合、サポートダブルを使用しないと取り決めるパートナーもいます。
[アラート]
サポートダブルを使用出来るビッド展開においてサポートダブルを使用しなかった場合、要アラート
ここでのアラートは「パートナーがサポートダブルを使用しなかった為、サポートが3枚無い」事をオポーネントに知らせる必要がある為です。
[使用例]
太字で記した内容:サポートダブルの使用例
細字で記した内容:通常にビッドした場合
・1C-(Pass)-1H-(1S)-X:ハート3枚丁度
・1C-(Pass)-1H-(1S)-Pass:ハート2枚以下[要アラート]
・1C-(Pass)-1H-(1S)-2H:ハート4枚
・1C-(1D)-1S-(2H)-X:スペード3枚丁度
・1C-(1D)-1S-(2H)-Pass:スペード2枚以下[要アラート]
・1C-(1D)-1S-(2H)-2S:スペード4枚
・1H-(Pass)-1S-(2C)-X:スペード3枚丁度
・1H-(Pass)-1S-(2C)-Pass:スペード2枚以下[要アラート]
・1H-(Pass)-1S-(2C)-2S:スペード4枚以上
[次項]
マキシマルダブルの基本原則