年々テレビ全体の視聴率は低下傾向にありますが、特にフジテレビが不調に喘いでおり視聴率の低下に歯止めが掛からない状態になっています。

 

2011年頃までは日本テレビと視聴率トップを争っていましたが、2012年以降急激に視聴率が低下して、昨年はNHKにも抜かれて首都圏の中では4位に転落しました(フジテレビは赤の折れ線です)。

視聴率全日


下のゴールデンタイム(1922時)の視聴率でのグラフを見ると、5位のTBSとの差も僅かとなっており、このままいくと5位転落の可能性も十分ありそうです。


視聴率ゴールデン

フジテレビは平日午後の情報番組と夕方のニュース番組を今年の4月から刷新しましたが、ともに視聴率は低迷しており、情報番組の「グッディ」は視聴率が1%台を記録する日が出てきています。

 

7月から始まったドラマも軒並み視聴率が低くなっています。月9の「恋仲」の初回視聴率が10%を切って歴代ワーストとなるなど、いずれも低視聴率となっています。

 

 

そんな不調に陥ったフジテレビですが、視聴者を取り戻す方法があります。秘策でも何でもなく、日本の報道機関として当たり前のことをすればいいだけです。それは、ただ単に本当のことを伝えることです。

 

テレビと新聞などマスコミは事実と異なることを平気で報じたり本質的なことを伝えずに枝葉末節なことばかりを切り取って報じるなど、日本人にとって本当に必要な情報が得られない状態になっています。それでは、テレビの視聴者や新聞の購読者をミスリードし、誤った認識を植え付けてしまうことになります。

 

そうならないためには、事実に基づいた報道を行うとともに、それぞれのニュースの背景や本質的な問題についても伝えることが必要になります。

 

例えば、以下のようなことをしっかりと伝えることです。

 

政治

・各政党を支援しているのはどういう団体か

・各政党が過去にどのようなことを主張していたか

・各政党が過去にどのようなことを行っていたか

・過去の発言などを伝えて政党や政治家の言動に矛盾はないか

・日本より他国の国益を優先するような政党や国会議員がいないか

・国会でどのような法案が審議されているか

・国会で審議している法案の背景、目的、内容はどのようなものか

・日本や日本人を危険に遭わせるような政治家はいないか

 

経済

・日本政府の本当の財政状態はどうなのか

・消費税増税をすると本当に税収全体が増加するのか

・消費税増税をしないと国債が暴落するのか

・政府債務を減らすには増税と経済成長のどちらが有効か

・バブル崩壊やデフレに財務省と日銀はどれだけ貢献したのか

 

国際社会

・日本は中国と朝鮮以外のアジアの国から嫌われているのか

・アジアで嫌われているのは中国と朝鮮ではないか

・欧州の移民受入は成功だったのか失敗だったのか

・外国は国益剥き出しで腹黒い国ばかりではないか

・外国の発言は客観的なものではなく国益ゴリ押しの独善的なものではないか

 

歴史

・日本はアジアの国を植民地支配していたのか

・アジアの国を植民地支配で苦しめていたのは欧米諸国ではないか

・日本がアジアの国を欧米の植民地支配から解放したのか

・大東亜戦争は日本の自衛の戦争だったのか

・日中戦争はコミンテルンから指令を受けた中国共産党によって引き起こされたのか

・日中戦争のときに中国人から略奪していたのは中国国民党軍と共産党軍だったのか

・南京事件のデマを広めたオーストラリアンのジャーナリストは中国国民党の工作員だったのか

・慰安婦は戦時高給売春婦だったのか

・日本の朝鮮半島統治によって朝鮮が近代化したのか

WGIPによる洗脳工作が行われたのか

・日本軍は捕虜を虐待することはほとんどなかったのか

・欧米諸国は捕虜になった日本軍の軍人を虐待していたのか

・ポツダム宣言受諾は無条件降伏ではなかったのか

・東京裁判で戦犯とされた人は国際的に戦犯指定が解除され戦犯ではなくなったのか

・日本は東京裁判を受け入れたのではなく東京裁判の判決を受け入れたのか

 

マスコミ

・記者クラブが報道の自由を妨げているのか

・記者クラブは省庁からの情報を垂れ流している官報のようなものなのか

・中国や韓国に都合が悪いことは出来るだけ報じないのか

・偏向報道や捏造報道をしていないのか

・外国の報道機関は公正な報道を行っているのか

 

社会

・創価学会はカルト宗教なのか

・労働組合はテロ組織が牛耳っている

・本当に地球は温暖化しているのか

・二酸化炭素増加が気温上昇に与える影響は大きいのか

・米国産の肉や乳製品は健康に害はないのか

・マーガリンはトランス脂肪酸が含まれて危険なものではないのか

・山崎製パンは世界中で使用が禁止されている添加物を使っているのか

・人工甘味料は安全性に問題はないのか

・米国型経営を取り入れた日本企業は衰退しているのか

・再生可能エネルギーは原子力発電の代替にはなるのか

・日本の農家のほとんどは副業や趣味の延長で農業をしているのか

 

ドラマについてはこの方法が使えませんが、報道番組や情報番組では十分効果があると思います。また、他局では扱わないようなことが多いので差別化をすることができます。

 

平日昼間の情報番組の主な視聴者は主婦層で、この層には政治や経済などの話題はあまり受けないと言われています。しかし、上記のようなことについて本当のことを伝えていれば、テレビの情報を鵜呑みにしていた主婦層はビックリして話題を集めることになることは十分考えられます。

 

報道番組についても、現在のテレビの報道番組では本当のことを中々知ることができませんので、本当のことを知ることができる報道番組であれば差別化が図れて注目を集めることは間違いありません。また、ネットに流れていた層も取り込める可能性があります。

 

実はこのやり方は、フジテレビ以外のキー局でも可能な方法です。しかし、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京は、現在好調ですので今の路線を変更することはできないでしょう。

 

TBSは局内がかなり反日工作員に乗っ取られていますし、本当のことを伝えようとすると左遷されてしまうような企業ですので無理でしょう。そして、TBSの視聴者は反日の人が多く、そのような人がメインターゲットになっていますので、路線変更するとこれまでの視聴者を失うことになります。

 

フジテレビもかなり反日工作員に乗っ取られていますが、このまま視聴率が下がっていけば収入が激減してしまいます。フジテレビの社員はテレビ局の中でも給料が高く、このままでは社員の人件費を大幅に削ることになり、他局が振るった以上の大鉈を振るわないといけないことになります。また、番組の予算が減らされると、更に番組の質が落ちていきます。

 

つまり、フジテレビは大きな路線変更をしなければならない状況に最も追い込まれているテレビ局と言えます。

 


一方で、現状では路線変更することは簡単なことではありません。まず、これまでの報道姿勢を全く否定することになるので、内部の人間がそれを受け入れることが必要です。特に幹部の多くの人間は、フジテレビから去ることになるかもしれません。

 

本当のことを報道すると、多くのマスコミが本当のことを報じていないことを知らせてしまうことになるので、他のマスコミを敵に回すことになります。

 

他にも敵に回してしまう勢力は多くあります。各省庁は記者クラブを利用して、自分達に都合の良いように情報を流していますので、本当のことを伝えるようなメディアに対しては手を変え品を変え攻撃をしてくるでしょう。情報を意図的に渡さないようにすることは十分考えられます。また、記者クラブから除名される可能性もあります。

 

また、すぐに各方面に圧力を掛けるような政党からも、猛烈な圧力が来ることが予想されます。もし報道について圧力があったら、それを逆手にとり圧力があったことをどんどん報じていけば、ますます注目されて視聴率を稼ぐことができるかもしれません。但し、圧力を掛けてくるような政党は暴力に訴えることもありますので、それに備えるような体制は必要になってきます。

この手法をフジテレビが取り入れたら、皆さんはフジテレビを見るようになるでしょうか?


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