文部科学大臣の下村博文氏が、国立大学86校の学長が集まった会議で、入学式や卒業式での国旗掲揚と国歌斉唱を要請しました。

 

文部科学省の調査では、国立大学における入学式と卒業式での国旗掲揚と国歌斉唱の実施状況は以下のようになっています。

国旗掲揚国歌斉唱

注}平成26年度は政策研究大学院大学が入学式がガイダンスだけだったため、どちらにもカウントされていません。


平成27年度入学式で国旗掲揚及び国歌斉唱をしなかった国立大学は、以下の通りです。


・弘前大学

・宮城教育大学

・福島大学

・東京大学

・横浜国立大学

・信州大学

・名古屋大学

・京都大学

・和歌山大学

・九州大学

・琉球大学

・政策研究大学院大学

 

これらの大学は学生運動が盛んであったところが多く、テロ組織である中核派が学内を掌握していたところや、その中核派の拠点が現在でも学内にあるところもあります。

 

また、これらの大学の多くに教育学部があります。国旗掲揚や国歌斉唱に反対する土壌がある大学で学ぶことで、国旗掲揚や国歌斉唱に反対する教員を生み出している可能性があります。

 

琉球大学の学長は、国旗掲揚や国歌斉唱を入学式や卒業式で実施することを学内で提起すると、かなりの混乱が予想されると言っています。こういう国立大学があること自体が大きな問題で、一体どこの国の大学なのかと思ってしまいます。

 

 

下村文部科学大臣の要請について反対している人の意見には、国旗掲揚や国歌斉唱が大学の自主性や自律性を損なうものだという意見もあります。

 

TBS記者の田畑光永氏は、教育基本法第7条第2項で「自主性、自律性その他の大学における教育及び研究の特性が尊重されなければならない」とあり、大学が国旗掲揚や国歌斉唱をしないことが教育基本法に則っていないと言うのは正しくないと主張しています。

 

入学式や卒業式で国旗掲揚や国歌斉唱をすることによって、自主性や自律性が阻害されるのでしょうか。教育や研究の特性が尊重されないことになるのでしょうか。

 

逆の見方をすると、国旗掲揚や国歌斉唱をすることが教育基本法に則っていないことを論理的に説明して欲しいですね。まあ、田畑氏のような反日人は情緒的なことや話のすり替えばかりしますので、論理的なことを求めるのは酷だと思いますが・・・

 

 

国旗掲揚や国歌斉唱に対する起立や脱帽などは、その国に対して敵意がないことを表すことになります。自国の国旗や国歌を尊重するだけでなく、他国の国旗や国歌を尊重するのは常識でもあります。そして、自国の国旗や国歌を尊重しない人間は、他国の国旗や国歌を尊重しない人間だと思われます。

 

そういった国際的な常識を身に付けるためにも、教育期間で国旗掲揚や国歌斉唱を実施することは当たり前のことだと考えます。

 

 

国旗掲揚や国歌斉唱に反対し、日の丸や君が代に否定的な日本人というのは、GHQによる嘘を信じ込まされている人達です。

 

彼らは、大東亜戦争時から日本は悪者で、日の丸や君が代は日本が悪事を働くために利用されたという嘘を、WGIPによって強く洗脳されたまま信じ込んでいます。まさに反日カルトに洗脳された人達で、頭の中は「日本=悪者」「日の丸や君が代=悪の象徴」という図式に染まってしまっています。

 

そんなに日の丸や君が代が嫌いであれば、堂々と国旗や国歌を変えろと主張するべきです。そして、オリンピックやワールドカップなどで国旗掲揚や国歌斉唱に反対するべきです。そこまでやれば言動に一貫性があるのですが、都合が良いときだけ日の丸や君が代を認めるのは卑怯な態度だと思います。


関連の記事)
○中国共産党はアジアのナチス
○意味がない集団的自衛権に関する世論調査
○集団的自衛権でのデタラメな議論
○憲法や集団的自衛権で欠けている論点
○憲法解釈の権限
○憲法解釈の権限を巡る発言
○最悪の事態とは
○与那国島の住民投票で陸自配備推進派が勝利
○沖縄の米軍基地問題で公権力が暴走
○在日米軍のうち沖縄にあるのは2割だけ?
○戦争ができない国だとどうなるか?
○民意であれば何でも許されるのか?
○沖縄の米軍基地にまつわる本当のこと
○安保関連法案は何のため?
○護憲派は憲法を尊重していない?


こちらをクリックしてください!