中国、韓国、北朝鮮が、国連安保理で安部首相の靖国神社参拝を非難したようです。そもそも韓国や北朝鮮と日本は戦争なんかしていないので、大東亜戦争に関することで何か言う権利などは全くないのです。中国が靖国神社参拝に言いがかりをつけるのは、中国人の共産党に対する批判をそらすための国内問題ですし、朝日新聞が靖国神社について騒ぐ前は、靖国神社参拝には何も文句を言っていませんでした。

 

よく、第2次大戦でもドイツと日本を比較する話が出ますが、この2カ国が当時やったことは全く違います。ドイツのナチスは、ユダヤ民族の虐殺を行ったのです。日本は国際法に従って合法的に戦争をしただけです。おまけに、ドイツはナチスに全て罪を押し付けて、ドイツという国として責任を取るという姿勢ではありません。ナチスは選挙によって、ドイツ国民に選ばれているのに、悪いのはナチスだと言っているのです。ちなみに、あの東京裁判ですら、A級戦犯とされた人たちに対して「人道の罪」に問われた人は誰もいません。

 

さて、今日のテーマの「中国共産党はアジアのナチス」ということですが、中国共産党とナチスには共通項があります。それは、民族虐殺と周辺国への武力侵略です。

 

中国は清朝時代に東トルキスタンを、第2次大戦後にチベットに武力侵攻をして、2つの国を消滅させて支配下におきました。それぞれ漢民族とは異なる民族であり、文化も異なる国でしたが、弾圧は現在でも行われており大勢の人が虐殺されています。東トルキスタンは、新彊(しんきょう)と名前を変えられています。ちなみに、新彊とは、中国語で「新しい征服の地」という意味です。

 

チベットでは、1949年から1979年の30年間で、15万人が処刑され、17万人以上が拷問によって殺され、蜂起した市民の戦死者は43万人と言われています。その他にも、傷害致死、餓死など、中国の圧政によって多くの人が死んでおり、30年間の合計では120万人が死んだようです。600万人いたチベット人のうち、5分の1が死んだことになります。

 

東トルキスタンでは、中国による圧政での死亡者数は1千万人に達すると言われています。そのうち、放射能の影響によって75万人が死んだと言われています。東トルキスタンでは、過去50回にもおよぶ核実験が行われ、放射能の汚染によって被爆の被害が広がりました。更に、1989年から始まった「一人っ子政策」により、850万人の赤ん坊が中絶死させられたようです。 

 

中国共産党は、満州族を消滅の危機に追い込んだり、内モンゴルでの虐殺など、他にも民族虐殺を数多く行っていますから、虐殺した人数から言えば、中国共産党はナチスの上をいくのではないでしょうか。まあ、文化大革命で3000万人を殺したようですので、中国共産党に最も殺された人数が多いのは漢民族かもしれません。