【ボールペン】
日本のボールペンは、書き味が滑らかで、インクが余り減らず、インクも最後まで使え、落としても持ち歩いてもひびが入らず丈夫です。日本人にとっては当たり前に感じるかもしれませんが、外国製のボールペンはそうではないので、日本のボールペンは外国人に人気があります。
中国製などは日本製のボールペンに比べて安いのですが、やはり使いやすいので日本製は人気があります。日本で作られるボールペンの約半分は海外に輸出されています。
また、2色や3色の多色のボールペンも外国ではあまりなく、太さや色の種類も多く品ぞろえが豊富なので、外国人がお土産に買っていくことが多いようです。
こすると消えるフリクションのボールペンも人気があります。世界100カ国以上で販売され、フランスでは発売から6年で6,000万本以上売れた大ヒット商品です。
フランスでは、子供でもシャープペンや鉛筆を使わずに、ボールペンや万年筆を使うのが一般的です。それだと、書き間違えたときに修正液で消すため手間がかかり、何度も書き直すことはできません。そういったことから、フリクションはフランスで人気があるようです。フリクションは、日本よりも1年近く早くフランスで販売されました。
外国人向けに、蒔絵の高級ボールペンというものもあります。蒔絵とは、 漆で模様を描いたところに金粉を蒔いて柄を描く方法です。漆が糊の役割をし、金粉の他にも色のついた粉を付けて模様を表します。蒔絵のボールペンは、プラ スチックのハードケースに入っており、高級和紙でラッピングされていて、英語の説明書まで付いているようです。
【使い捨てカイロ】
使い捨てカイロは1978年に発売され、寒くなると使っている人も多いのではないでしょうか。徐々に外国でも普及しているようですが、いまだに日本に来た外国人がドラッグストアなど買っていくことは多いようです。海外に住む日本人の中でも、日本に来た時にまとめ買いして行く人もいるようです。
海外で売られているものに比べ、日本の使い捨てカイロはサイズが複数あり、靴下用や靴下用など用途も様々で、貼るタイプのものもあり種類が豊富です。リラックマやワンピースなどのようなキャラクターデザインを施した商品があります。
また、カイログッズも色々と販売されていて、ベルト状になっていてカイロを当てる場所を固定できるものや、カイロを入れる場所がある防寒用手袋など、様々なカイログッズも販売されています。
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