本日は、出世稲荷神社の例祭(450年奉祝祭)でした
そして、この出世稲荷さんでは大々神楽の奉納があります
大前神社に伝わる大々神楽は、江戸時代の寛政7年(1795年)に伊勢の神宮より伝えられたものと言われています
大前神社の祭礼では、祈年祭(3/28)・例大祭(11/9・10)・新嘗祭(11/27)・節分祭(2/3)に神楽殿で奉奏されています
この大々神楽を伝承しているのが「大前神社大々神楽宮毘講」という現在講員15人の組織です
さて、出世稲荷神社での例祭が終了し、宮毘講の方々との直会の席での話題
宮毘講員も高齢化が進み、若い層への伝承がスムーズに出来ていないとのこと
う~ん・・・なかなかシビアな問題です
今日は祭典後に神楽をじっくりと見ていましたが、正直言って、お神楽って面白いです
なんだか伝統芸能って縁遠い気もしますが、リズムも親しみやすいですし、古き日本人の豊かな表現力を感じます
ちなみに、奈阿は「天狐白狐の舞」が好きです
しかも、撒き物もあるという特典付き
天狐白狐の舞はいずれ覚えようと思っています
神社芸能の主たる神楽、こればかりは人から人へと伝えられなければなりません
そしてその伝承は、今まで一度も途切れたことのない、生きた伝統です
その生きた伝統を受け継ぐことは、その人にとって唯一無二の財産となり、神社や地域の生きた宝となります
さぁ、神社やお神楽、伝統芸能、日本の文化に興味のある方、大前神社大々神楽を学んでみませんか
古き日本人の奏でた旋律は、日本人の細胞に刻まれた眠れる旋律の記憶を呼び出し
あなたの日本人たる尊き霊性をさらに向上させることでしょう
大前神社大々神楽の問い合わせ先:0285-82-2509
E-mail:info@oosaki-jinja.or.jp
<神主・奈阿>