思吉in釜山 第11夜 「世界遺産・佛國寺」
キョンジュ!
いやね、前回の記事で「新羅の古都・慶州」などと書きましたが、読みを書いてなかったんですね。
読めませんよね。
ここで読み方を羅列しておきましょう。
新羅 = しらぎ
慶州 = キョンジュ
佛國寺 = ブルグクサ
石窟庵 = ソックラム
新羅だけ日本読みですが、慣習的にそれで良いみたい。
それでは、今回は佛國寺のお話です。
すっかり間が開いてしまいました。
-第11夜-
info:
第1夜 「プロローグ」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10868477734.html
第2夜 「釜山に到着♪」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10892381293.html
第3夜 「ブラ プサン」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10905530109.html
第4夜 「桜満開 釜山」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10909234882.html
第5夜 「釜山タワー」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10911357384.html
第6夜 「PIFF広場」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10915398394.html
第7夜 「韓流の結婚式」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10920562981.html
第8夜 「アフター結婚式」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10937481288.html
第9夜 「新婚さんいらっしゃい」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10941491739.html
第10夜 「新羅の古都・慶州へ」
http://ameblo.jp/omoitatta/entry-10944601183.html
慶州市街は慶州歴史地域として市街地域が世界遺産に指定されています。
慶州にもう一つある世界遺産が石窟庵と仏国寺 。
佛國寺は慶州市街とは離れた山の中にあります。
石窟庵はさらにその山奥にあります。
移動しましょう。
郊外のリゾート地、普門湖沿いの桜並木を眺めながらドライブ。
このあたりは桜マラソンのコースになっています。
なんだこれ!
ビルのファサードが多宝塔で抜けてる!
なまらかっこいい!
着きました!
世界遺産 佛國寺!
入口、一柱門。
入口から圧倒的な迫力で迫ってきます。
これは楽しみ♪
韓国寺院建築の特徴、細やかな模様が書き込まれています。
さて、ここで佛國寺について解説しましょう。
仏国寺の前身、華厳仏国寺の創建は西暦528年。
世界最古の木造建築、法隆寺の創建は607年なので、それより79年も前の事になります。
その後、1593年に文禄の役が発生、加藤清正軍により寺院の木造部分は完全焼失。
秀吉は悪い奴だ。
1973年に発掘調査の上、復元。
石塔、石段などは創建当時のものが残っております。
1995年にユネスコ世界遺産に登録されました。
では、入りましょう。
拝観料は4000Wです。
くずかごが壺。
これには感心。
天王門。
ここの中には四天王さんがいらっしゃいます。
左から、増長天王さん、持国天王さん、広目天王さん、多聞天王さん。
多分。
カラフルで独特です。
来ましたよ!メイン!
青雲橋、白雲橋、紫霞門。
階段の中断から下が青雲橋。
上半分が白雲橋。
これらは石段ですから、創建当時のものがそのまま残っているそうです。
すなわち法隆寺よりも古い石段。
当然国宝。
柵で囲って観光客は登れないようになっています。
これはいいもんですなぁ。
風情も素晴らしい!
旅情もある!
ほっかいぞう、撮っときましょう。
もちろんみんなで記念撮影もしますよ。
外国で人に頼む度胸は無いので三脚は完備してます。
この湧き水は吐含山の湧き水。
飲むとご利益があるようです。
丸い味で美味しい水でした。
坂を登るドヤ顔。
このあたりから何故かドヤ顔が流行り始めました。
ずっとドヤ顔。
テレビでドヤ顔がやたらと流行りだす前の出来事ですよ。
伽藍内部に到着しました!
国宝がにょっきにょき!
手前の塔が釈迦塔。
国宝。
奥の塔は多宝塔。
これも国宝。
共に751年に建設されたものです。
1260年前!
東大寺の大仏が完成する1年前なんですねぇ。
こちらが多宝塔。
10ウォン硬貨の裏面のデザインに採用されています。
二つの塔の背後にドーンと現れたのが本堂、
大雄殿!
こちらは1765年に再建されたもの。
それでも246年前ですな。
内部には3体のご本尊が安置されています。
内部は撮影禁止。
記念撮影しましたが、ハートフルすぎるね。
超充実してる!
やめてっ!
舌打ちとかするのやめてっ!
伽藍の周囲にはぐるり回廊。
柱の形が法隆寺と似てますね。
ルーツは同じですからね。
伽藍の入口、紫霞門のディテールが恐ろしく細かい。
精緻な文様の集合体で圧倒的な迫力で迫ってくる。
すごい・・・。
これはね、感動しますよ。
部分部分を見たら、意外と素材感そのままなんです。
木の生材なんです。
それに絵を描いてるんです。
それが集積するととんでもないド迫力となるんですな。
感銘を受けましたよ。
ここは本来は伽藍の入口なんですが、国宝の橋が封鎖されているので鑑賞順が前後しております。
門を入ってすぐの所のお魚さん。
これは魚板といって、お食事の時間を知らせるために叩くものらしい。
当然今は使ってないでしょう。
このシステムは日本でも禅宗ならあるらしい。
調べながら書いてる。
お魚の上には龍。
かっこよさが過剰。
かっこよすぎる。
どうしてくれよう。
ちょっと移動して、極楽殿。
温泉みたいな名前。
1750年の再建。
しっかりと古い。
中には阿弥陀仏が安置されています。
もちろん撮影禁止。
極楽殿の前に金の豚さんがいました。
触るとご利益があるみたいなので、ムツゴロウさんばりに可愛がっておきました。
こちらはお土産屋さん。
韓国のかっこいい虎のTシャツと、慶州のガイドブック(日本語版)が買えてご満悦♪
ガイドブックは、本記事を書くのに大変役に立ちました。
ググってもここまでの情報は出て来ませんよ。
7000ウォン。
鐘楼と桜。
絵になりますわ。
竹林。
ボクら道産子は竹を見ると興奮するものですが、チニャキさんは例外。
普通に通り過ぎる。
松前っ子だもんな。
仏国寺、大変満足でした。
すごくいいところ!
みんな観に行こう!
仏国寺を満喫した思吉班は次の世界遺産、石窟庵へ。
続きは“第12夜 ”にて・・・。
あと2夜でオーラスです!