METROCK@新木場若洲公園 5/26 2日目 | おむけんのお気楽館 別館

おむけんのお気楽館 別館

Perfumeと若手バンドを中心としたライブレポのブログ。

TOKYO METROPOLITN ROCK FESTIVAL 2013
サンボマスター、FLiP、UNISON SQUARE GARDEN、Perfume、
BABYMETAL、SEKAI NO OWARI、androp
2013年5月26日(日) 新木場若洲公園

戦闘服着用!思った以上に赤い!レッズサポでも鹿島サポでもありません!LSG13の下に「GAME」ラグランがアンダーウェアっぽいけど、広島ファンでもありませーん!

Perfumeが出演する場合、早めに入ってフロントエリアに張ることもありますが、今回はFLiPも観ておきたい。一度WINDMILLを出てしまうことになるため、9時頃にのんびりと出発。バス待ちや会場入口までの歩きも混雑に巻き込まれることなく11時前には無事到着。

初日に続いてタイ料理。プラトーンのバジルライスとグリーンカレーのハーフ&ハーフを選択。

▽プラトーンのハーフ&ハーフ



まだフロントエリアもスカスカなので様子見にウロウロ。知り合いがスタッフ脇の下手最前付近に集まっているみたいで軽く挨拶。熊本から遠征のkenchanさんとはSoupnoteの話もちょっとだけ。サンボでは抜けることができる位置まで後退しておかなきゃならないので後方へ移動。遊具エリアまで下がっての待機。

□サンボマスター(WINDMILL FIELD)

鹿野氏が登場して開会を宣言!みたいなシーンもなく(´Д`)、2日目も淡々とスタート。ちなみに、鹿野氏はロッキン出身なんで、渋谷翁の影響は受けてるってこと?

その淡々にぶつけてくるのは、あの暑苦しいサンボマスター!

「お前らが誰を観に来たかなんて関係ねえんだよ、出せるもの全部出し切って宇宙一のライブにしてくれよ!メトロックそんなもんじゃねえだろお!」あ~もう暑苦しい(笑)毎回同じことを聴かされるわけだから(笑)でもね「ありがとう」なんてあの顔でニコニコされると、こっちも嬉しくなったりするから困るんだ(・∀・)☆彡

『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』が始まったところで離脱!

<<セットリスト>>
01.青春狂騒曲
02.ミラクルをキミとおこしたいんです
03.世界をかえさせておくれよ
04.ロックンロール イズ ノットデッド
05.そのぬくもりに用がある
06.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
07.できっこないを やらなくちゃ

□FLiP(NEW BEAT SQUARE)

タイムラインに20人しかいないってつぶやきがあったんだけど、サンボが終わってからのスタートなんだからそんなものでしょ。到着した頃には、2、300人ぐらいには増加、最終的には1500人ぐらいにはなったかな。


昨日のハロスリに続いてこちらも沖縄出身!ハードなライブで有名になったFLiPだけど、実際観るようになって感じるのはキュートな面(゚∀゚*)最近はSCANDALとの違いが怪しくなってきた。ド頭から『カートニアゴ』をぶっこんでびっくり。これで締めることも多いから気分は既に離脱モード(´Д`)w

ボーカル・ギター サチコのMCでは「OS03」でもやっていた、6月26日リリース「LOVE TOXiCiTY」はなんちゃって英語で発音すれば大丈夫ってネタ。続いてドラム ユウミがライブ告知で日程を間違えまくる!ユウミ「誰か私を起こしてくれ!」

<<セットリスト>>
01.カートニアゴ
02.ニル・アドミラリ
03.ライラ
04.カミングアウト
05.雨の女
06.最後の晩餐

我慢できない!FLiPを離脱してWINDMILLに移動。ステージが被らない運営は人の移動が大きくなって、終了直後にフロントエリアから人が消える。簡単に中央10列目まで行けるもPerfumeファンで埋まった最前は固い。ここにいる以上はPerfumeだけじゃなくて、フェスを作る!そんな気持ちでのぞまなければダメなんだが大丈夫か!?

すぐ前にヒロさんがいたので「このあたりが一番きつくなるんですよねぇ~」とか周囲に聞こえるように話してみる。耐えられないならすぐ出て行ってくれという気持ち。UNISONも激しくなるはず。

□UNISON SQUARE GARDEN(WINDMILL FIELD)

最近注目しているUNISONは、[Champagune]、BIGMAMA、andropと並ぶ次代を担う若手バンドのひとつ。4バンドともに「COUNTDOWN JAPAN」ではGALAXYを入場規制クラスにまで持っていく人気だけど、UNISONが一番クセがなくて入りやすいかもしれない。



開演の圧縮で5列目付近まで移動。メンバー登場で沸くフロントと一体化して叫んで跳ぶ!ボーカルギター斎藤の細いんだけどトゲのある独特の声がいいね。そしてベース田淵はカメラに顔芸披露しながらステージを縦横無尽に暴れまくる!ちょっとファンタジックに青い曲のほとんどを彼が作詞作曲と知って驚いた
(´Д`)

<<セットリスト>>
01.kid, I like quartet
02.きみのもとへ
03.オリオンをなぞる
04.MR.アンディ
05.クローバー
06.センチメンタルピリオド
07.場違いハミングバード
08.リニアブルーを聴きながら




さて、フロントの入れ換え…なんて、あるはずがない。とにかく現在の6列目をキープすること。真夏のロッキンほど日差しが強くないから比較的楽。圧縮で出られなくなった人たちがセキュリティに抜かれている。これもいつもの風景。

▽ステージ下から見た風車


3列目付近にいるはぜまるさんと「緩くていいですね(´ω`)」なんてやりとり。しかしそれは間違いだった…

Perfume(WINDMILL FIELD)

いつもは5分前からはじまるクラップが早い。早過ぎてまとまらないままパラパラ。コールが始まる。ネタっぽいものも混ざっていてときおり失笑。バラけていたクラップがまとまり始める。ステージ下手袖にはPC前にKSKがセットアップ!上手のシートがめくられて固定…そして、

Perfume キタ━(゚∀゚)━!!

さっきまでの緩さは微塵もない勢いで前方に最大級の圧縮!『Spending all my time』では塊になったまま跳ぶ!サビじゃなくてAメロから跳ばされて早くも体力消耗。クラップにも手が上がらず参加できない。そのまま『Spring of Life』に突入。『ワンルーム・ディスコ』でもやはり手を上げられないままの状態で圧縮のまま前後左右に動かされ、足の置き場を探りながらなんども将棋倒しの危機。

MCスタート「Perfumeです!」ではなんとか手を出して参加。あ~ちゃんから『Magic of Love』の購入調査…しかし手を挙げられない状態( ;∀;)蛍光イエローベースにピンクの衣装は「⊿」ツアーのタオル風。のっちがその発色の良さをしつこくアピール。かしゆかはくるっと回ってサービス。あ~ちゃん「なんでこんなんあるん!」かしゆか「風力発電だよね~」マイクが風車の音を拾ったところから話は風がビャーなってバーン倒れたら危険というネタに展開。大丈夫!2011年の台風直撃でも倒れなかったんだから'`,、('∀`) '`,、

と、普通ならMCあたりから落ち着く圧縮の動きが全く収まらない。「GO!FES 2010」でも同じような経験をしましたが、仕切る柵がない状態でのPerfumeフロントは真の圧縮地獄!周囲には潰されている女子も数名。抜けようとした女子がいたので、後方に「開けてあげて」と言うも聞かないから怒鳴りつけて後ろに逃がす。

『Magic of Love』のライブ初披露だけは動きがわずかに鎮静。やっぱりみんながっつり観たいんだな。「P.T.A.のコーナー」に入っても動けないから声だけで参加。『survival dAnce』『ultra soul』でもフロントエリアに跳べる人なし。

ここで恐怖の『FAKE IT』!いつもならシンセループで暴れるのが、やっぱり動けない。いや動かされる足元に注意しないと倒れる。柵脇で一方向からの圧縮は我慢できるのに、足場のないところで前後左右に動かされるのは危険過ぎる。ついに潰れて急いで起き上がり一緒に倒れた人を引き上げる。少しでもスペースができると体を揺らしながら突っ込んでくるバカがいるので、肘を叩き込んでやろうかと思うがそこは自重。

あ~ちゃん「エレクトロワールド!」

殺す気かΣ(゚д゚;)

この会場のフロントは音がまともに届かない。とにかく倒れないように注意しながら左右に動く。ここで気付く…タオルがない!これまで連戦の供をしてくれた「GAME」タオルが首から消えている!さっきから足元が何か踏んでいる、慌てて引き上げると土埃で茶色く変色したタオルが…とにかく見つかっただけでも幸運。

締めの『チョコレイトディスコ』もステージは無視して圧縮対応に必死。それでも声だけは出し続ける。セキュリティもフロントエリアを凝視している。声を出せない状態まで追い込まれるとそのまま落ちる可能性もある。

ライブ終了(ヽ´ω`)

<<セットリスト>>
01.Spending all my time
02.Spring of Life
03.ワンルーム・ディスコ
04.Magic of Love
05.FAKE IT
06.エレクトロ・ワールド
07.チョコレイト・ディスコ (2012-Mix)

「Act Against AIDS 2012」「COUNTDOWN JAPAN 12/13」「U-EXPRESS 2013」に続いて『ポリリズム』がセトリにない!チャンスをくれた大事な曲としてアレだけ紹介していたのになぜ?これからの展開に期待!対バンツアーでやらないことはないでしょうけれど(土器土器)。

「GAME」タオルのショックもでかくて脇に避けてしばらく呆然。久しぶりに死の香りを嗅ぎましたね。いや厳しい戦いだった。フロントがきつそうだと、あ~ちゃんから一言あったりしましたが今回はスルー。セキュリティから連絡が入ってイヤモニでってことになると思うんだけど、セキュリティが甘い?

PAブース前にアメブロのみなさんがいたので「GAME」タオルの埃だけ洗い流して合流。ステージ下手でもけっこうバトってたみたいですね。圧縮はきつくないはずで、スペースがあるぶん暴れる奴がいたようです。

もう全ての力を使い果たしたから帰りたい…なわけもなく、フェスは続きます。休憩したら次のステージが待っているのです!

てことで、ムンバイのキーマカレー。バターチキンカレーに比べるとこっちは普通だったかな。

▽ムンバイのキーマカレー


□BABY METAL(NEW BEAT SQUARE)

MIKIKO先生がツイートでお願いしていたのでとりあえず観ることに。メタルTや髑髏のタオルにそんな出演者いたっけと思っていたらベビメタでした。時間があったので早めに入って後方芝生でまったり。初日より風が強く寒くなってきたのでシャカシャカ着用。

知り合いがたくさん入ってきたのでPA付近に移動。めたぼedgeさんとベビメタってそんな長く続かないでしょうねみたいな話。気が付けば入場規制クラスの動員。

MJだったか『イジメ、ダメ、ゼッタイ』を観て、こりゃないなと思っていましたが、やっぱりないなこれ。「アイドルとメタルの融合」のはずだけど、4つ打ちにディストーションの効いたリフを突っ込んだだけって感じ。トリプルギターが気になったんだけど「あてぶり」だったのね。ベタにアイドルな歌詞とアイドルヲタ的なファンの反応にも、なんだかなんだかな。

オープニングでフラッグを振って出てきたところはちょっとカッコいいと思ったり、無表情でツンデレっぽいパフォーマンスはアリなんだけ全体的には違和感しか残らなかった。

<<セットリスト>>
01.ド・キ・ド・キ☆モーニング
02.いいね!
03.Catch me if you can
04.ヘドバンギャー!!
05.イジメ、ダメ、ゼッタイ

取材中のジョージ・ウィリアムスを発見!METROCK2013はM-ONで放送されます!期待して待ちましょう。

▽羽のブレでわかる風の強くなってきた若洲公演


□SEKAI NO OWARI(WINDMILL FIELD)

遊具エリアまで下がってのんびり。「EARTH」の頃はワンマンも行ってましたが、武道館を最後にもういいかなと。ドラムとベースの「音」がどうしても好きになれないんだな…ボコボコしててキレがない。

スタートの定番になってきた『スターライトパレード』。そしてクラップを要求しての『ファンタジー』。ただでも音が悪いのに、音量控えめなのかますます届いてこなくて残念。

深瀬がMCで最近呪われていると…LOVEの部屋からパンツが見つかったらしく、いったい何してるんだと( *`ω´)LOVEも困惑。レーザー光線がステージを四角く切り取る演出に加えて、スクリーンにVJを投影したのはセカオワぐらい。野外が2年ぶりで今回は念願の夜のステージ。藤崎が嬉しそうに微笑んでた。

締めのandropのため『RPG』途中でSEASIDEに移動開始。

<<セットリスト>>
01.スターライトパレード
02.ファンタジー
03.illusion
04.Love the warz
05.幻の命
06.RPG
07.インスタントラジオ

□androp(SEASIDE PARK)

夜のSEASIDEではメンバーによるサウンドチェック中。いきなり沸いてて慌てましたがスタートはまだこれから。会場中央に設置されたPAブースが邪魔なのでその前に出て待機。エフェクトボードのチェックが長くて「COUNTDOWN JAPAN 12/13」みたいに押すんじゃないかと心配(大丈夫でしたw)。


andropもUNISONと同じく期待の若手バンドのひとつ。「COUNTDOWN JAPAN 10/11」で初めて観た頃は「BUMPやRADファンにはぜひ聴いてもらいたい」なんて評判を超えて、BUMP過ぎて驚いた。ボーカルギター内澤の声質や雰囲気、4ピースのギターバンドってところも似てたわけですね。

それが昨年末の幕張で観た彼らは一転!シンセとレーザー光線をフィーチャーしたエレクトロバンドに変貌。いや、以前の雰囲気を残しつつ跳べるバンドへ進化。好きだった頃のサカナクションを思わせる雰囲気に見事にはまってしまった。

オープニングMCでボーカルギター内澤「メトロックをぶっ、壊しにきました」と噛む( *`ω´)それをネタにしつつ「爆発させるためにはどうすればいいのか?新曲を持ってきました」客「うおおお!」内澤「でもそれだけじゃと思って、これからMVを撮影します!」えええええ!と雪崩打ってフロントに突進してくる観客ヽ(´▽`)/

新曲『Voice』の撮影で跳ねて歌って…いい作品にしてよ(・∀・)☆彡




アンコールで再度登場して披露したのは、彼らが最初に音を合わせたという『Image Word』。これがBUMPっぽくて懐かしい~

<<セットリスト>>
01.Boohoo
02.Roots
03.Bell
04.Voice
05.Colorful
06.World.Words.Lights.
07.MirrorDance
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E1.Image Word


くるりの演奏を聴きながら若洲公演を後に。

METROCK実行委員会はチケット完売に気をよくして、来年以降も継続したいと考えているんじゃないでしょうか。初回での問題を解決してよいフェスを作り上げてくれるなら来年以降も参戦する価値はありそうです。とは言っても「音」を良くするのは難しそう。ラインスピーカを複数設置して調整することで解決できる?

東京都23区内で開催できる野外フェスとなると規模も限定されますし、動員数を上げるのも難しい。このまま2万程度の中規模フェスを固くやって欲しいと思います。「ROCKS TOKYO」はオーガナイザーの嗜好のために閉塞感がありましたが、テレ朝音楽担当ならもう少し幅広く楽しめそう。

今年の夏フェスに向けての課題は、体力作りとフロントでの位置取りの確認ですね。もう少し余裕を持てないと楽しめないからね( *`ω´)