$圏外の日乘-「唄彩 ~utasai~」看板

昨日は、
2010年夏「知香祭り」第1弾(勝手に命名w)
に、行ってきました~。

会場はお馴染の恵比寿天窓 .switch、
イベント名は「唄彩 ~utasai~」です。

最初に登場したのはフガイナイさん。
アコースティック・ギターによる弾き語りで、
エフェクターを駆使しながら7曲披露。

最初に、サングラス取るの忘れて、楽譜が見えない、
という前フリ入れたのは、
仕込み? それとも天然?(藁

ステージ終了後、ふと後ろの物販席を見たら、
知香さんと鈴木岳人さんが座ってました。
知香さんが大きなマスクをしてるのに気づき、
どうしたのかと思ったら、
喉をやられたのだ、とか。

すこ~しだけ、と親指と人さし指で示して、
でも、大丈夫です、歌えます、
というやりとりがありました。

続いて、村岸カンナさん。
ギター、ベース、ドラム、ピアノ、チェロをバックに、
ステージ奥のスクリーンに映像を映したりして
7曲を披露。

この時のベースを担当したのは、
最初に登場したフガイナイさんでした。
ご本人は、自分のライブの時、MCで
この後、幸田來未のように早変わりします、
と話してましたが、
眼鏡かけただけのような気が(藁

今回のような編成は初めてで、
バンドのヴォーカルのような気分で歌いますと
村岸さんはMCで話してました。
やや伴奏の音が勝ちすぎてたという印象です。

曲によっては、後ろのスクリーンに
動画を映写したりしていたのが印象的でした。

村岸さんのステージは、
ギャラリーの入りがいちばん多かったのですが
お年寄りのお客さんが
少なからずいらしてたのが目を引いたことでした。

ついで、知香さんのステージです。

さっき話した時は私服だったんでしょう、
黒(焦げ茶?)の衣裳を着替えての登場でした。

セトリ(セット・リスト)は以下の通り。

01.OVER ~越えて~(ピアノ弾語り&ギター)
02.I Like You(ピアノ弾語り&ギター)
03.裸の女王様(ギター伴奏)
04.雨、心っ足らず(ギター伴奏)

「裸の女王様」と「雨、心っ足らず」は
ステージに立って、ハンドマイクでの歌唱です。

「OVER」の出だしで、
声がかすれた時があったりしましたが、
それでもサビでは、
いつもの熱唱を聴かせてくれたのは
さすがでした。

ただ、「裸の女王様」では
「♪死んだ方がいい」の「いい」の繰り返しで、
高音部へ抜ける(んだと思いますが、その)フレーズを
低音に変えたりしたのは、
喉を気づかってことか、と思ったり。

それでも、「雨、心っ足らず」では
高音部に抜ける部分も
きちんと歌いきれていました。お見事。

「裸の女王様」の後のMCで、
このあいだブログで書いてた
エアコン壊れて34℃の話をしてましたが、
でも、やっぱり夏がいちばん好きなのだとか。

そのMCで、最後にお楽しみが待ってます、
と言った時、会場から笑いが起きたのですが、
何かなーと思っていたら、
最後にスペシャル・ゲストの登場。

といって紹介されたのが、岳人さんでした(藁

曲数が足りないということで
急きょ駆り出されました、と
岳人さんは言ってましたが、
最初から決まっていたのか、
知香さんの喉の関係で急きょ、なのか……
とか勘繰っちゃいました。

ソロでも歌い、アーティストのバックも務める
という意味では、フガイナイさんと同じだったわけで、
今回のコンセプトっぽくも見えたりして(笑っ

それはともかく、岳人さんが歌ったのは
「ブルーブルーレイン」という曲で、
アコースティック・ギターの弾き語りに
知香さんのピアノ伴奏が付きました。

ステージ後に感想を求められたのですが、
初見の曲なので、
歌詞が聴き取りきれないということを
措いたとしても、
ちょっとギターの音がボーカルよりも
バランス的に勝ちすぎていたようです。

でも、ギター間奏部の演奏は、
さすがの見事さでした。

「ブルーブルーレイン」、CD化されるそうです。
CDで聴くと、また印象が違ってくるでしょう。
楽しみです。

さて、知香さんの今回のステージ、
本人ブログを読むと反省しきりのようですが、
歌唱の一部が
ウィスパー・ボイスのようになったり、
かすれたりしたのが、
かえってセクシーな風にも感じられたりして、
これまでとは違った魅力が出てたようにも思います。

「I Like You」のような
元気印のさわやか曲はともかく、
他の曲は、さほど違和感を覚えませんでした。

本人的には「フガイナイ」という思いかもしれませんが、
フォロワーとしては、ケガの功名、というか、
レアな歌唱を聴かせてもらいました。
(いつかの鼻水よりは、いいよねえw)

それはそれとして、なにより、
恵比寿天窓のスピーカーで聴く知香さんの声、
やっぱり最高だと思います。

エコーと声の切れ(音の切れ)とのバランスが
うまく調和してるってことなんでしょうかねえ。

今回のステージでは、
フガイナイさんの音もくっきりしてたことを思えば、
アコースティックな音に強いハコ(会場)だと
いうことなるのかもしれません。

ちなみに、あえていうなら、
歌った曲の少なかったことが
いちばん物足りなかったことでした。
(他のアーティストが皆、7曲ですからね)

とまれかくまれ、お疲れさまでした。
次のステージまでに喉が回復してるといいですね。


フライヤーがいつものと違ってたので、
アップしときます。

$圏外の日乘-前田知香・新フライヤー

写真左のカラーのは、
8月6日のライブ告知フライヤーです。
裏に、当日参加のアーティストの写真、載ってます。
もちろん、知香さんのもあり。モノクロだけど。