月にうさぎは居なくても ~アポロ
妻ねこは月が好き。
月とは不思議な縁を感じる。
紫外線アレルギーになってお陽様を拝めなくなってから、ますます月明かりが好きなった。
月と言えば、10年くらい前に流行ったある歌が、ある一定年齢の大人に少なからぬ衝撃を与えた。
♪僕らの生まれてくる♪
♪ずっとずっと前にはもう♪
♪アポロ11号は♪
♪月へ行ったというのに♪‥
「アポロ」という名のこの歌。
当時、30歳以上世代は、アポロの月面着陸以前の生まれの“Beforeアポロ世代”
“げげ、アポロ月面着陸が生まれてくるずっとずっと前だって・・・”とショックを受けていた。
4歳年上のダーリンもBeforeアポロ世代。
Afterアポロ世代の妻ねこは勝手に線引きしてみた。
「Afterアポロって言っても、ずっとずっとなんかじゃないじゃん、ちょっとじゃん」と切り替えされる。
ふふ、良いのだ、Afterアポロに違いはないのだ。。
ところで、定番チョコレート菓子“アポロ”は、月面着陸したアポロをかたどったものらしい。
スペースシャトル以前、まだ宇宙船を“ロケット”と呼んでいた時代、なんであんな三角形?と思いません?
子供の頃、姉の図鑑に、あの形のアポロの写真が載っていた。
地球に帰還する時に、あの形のアポロが海に着水してゴムボートで脱出するシーン。
宇宙であの形だったのか知らないけど、帰還時はあの形だったらしい。
子供の頃、今のお台場にあたる地域(船の科学館に併設)で、“宇宙博”というのがやっていた。
アポロが持ち帰った“月の石”の展示や、宇宙服、アポロの模型、とかがあったように思う。
(宇宙や深海は怖くて興味がなかったので、かなりうろ覚え)
ただ、印象的だったのは、アポロの月面着陸の再現パフォーマンス。
円形劇場みたいな場所で、天井がガーっと開いて、アポロがウィンウィンと降りてきて月面に模した地面に着陸。中から、宇宙服を着た人が降りてきて、月面をぴょ~んぴょ~んとふわふわ跳び歩くいてて、興味はなくても楽しかったのを覚えている。
当時はアポロの影響か?科学ブーム。とうとう休刊するという噂の学研の「科学」という付録付き雑誌が流行っていた。今で言う子供チャレンジの理系版?みたいな。
妻ねこと違って理系の姉が熱心に科学に関する本や図鑑を読んでいた。(妻ねこはその付録を先に開けていじっては壊して逃げていた。あの時はごめんょ‥)
当時は、数十年後の二十一世紀は“未来”であり、二十一世紀にはとても“科学的”で“宇宙的”な世界になってる・・と予想絵図がいっぱいだった。
二十一世紀と言えば、お手伝いロボが家事をやってくれて、空飛ぶ車が行きかってて、まさにドラえもんの世界だと思っていた。
でも、21世紀はけっこうあっさりやってきて、だれも想像図のようなSFチックなピタっとした銀色宇宙服みたいの着てないし、透明チューブの道路をリニアモーターカー?が走る世界でもなくて。。
二十一世紀になったら、テレビはとっくにぺらっぺらのカレンダーみたいになってると思ってたのに、薄いとはいえ、猫が乗っかるテレビからまたぐテレビに変わった程度のぶ厚さ。
でも、携帯電話は以外に早かったなぁ。。子供の時は、戦隊ヒーローなんかが、腕時計型の通信機で話してたから、そんな形が先にくるのかと思ってた。
テレビ電話も未来の象徴のようだったけど、今、テレビ電話しようと思ったらできるようになったら、意外とそんなに使わないw。
先日iPadが日本でも発売になったけど、私の予想からすると、二十一世紀なら、もっともっとノートくらいぺらぺらで軽~い物になってるはずだったので、まだまだだなぁーーとか、わけのわからない上から目線w。
案外、こんなもんかもねー。としみじみ思ったりして。
そういえば、母が子供の頃、炊飯器なんかまだなくて、学校の先生に「今にご飯はボタン一つ押せば炊けるようになるょ」と言われ、
「ま~さかぁ~」と思ったらしい。
母が結婚する頃にはその通りになっていた。
こんな風に書いてると、20代くらいまでの人には、えっらい昔の人・・と思うかもしれないけど、時代の進化の流れの速さってけっこう速いなぁってきっとそのうち実感するようになるかもね。
そして、人間はあんまりかわんないもんだなぁっていうのも実感するかも。
月にうさぎは居なくても、アポロがもたらしたわくわくからひろがっていった今の世の中が好き♪
P.S.
前回の記事「一番古い記憶」にたくさんの体験談をお寄せいただきありがとうございました。
やっぱり印象的な事って1,2歳でも覚えているもんですね。ってことは、小さいお子さんは「まだ赤ちゃんだからどうせわからない」と思ってると、まずいわけですね。気をつけなきゃ。
次回は、ばりばり私立文系の妻ねこでも理解できた「文系でもわかる脳と記憶のお話」でーす。おすすめ♪
ほんのり理系テイストのお話でした♪
![$奥様はねこ ~団地妻猫とダーリン絵日記~-理系らんきん](https://stat.ameba.jp/user_images/20101115/04/okusama-wa-neko/d5/9e/j/t01350103_0135010310860267564.jpg?caw=800)
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更新のはげみになります♪いつもありがとうございます(∩.∩)/
月とは不思議な縁を感じる。
紫外線アレルギーになってお陽様を拝めなくなってから、ますます月明かりが好きなった。
月と言えば、10年くらい前に流行ったある歌が、ある一定年齢の大人に少なからぬ衝撃を与えた。
♪僕らの生まれてくる♪
♪ずっとずっと前にはもう♪
♪アポロ11号は♪
♪月へ行ったというのに♪‥
「アポロ」という名のこの歌。
当時、30歳以上世代は、アポロの月面着陸以前の生まれの“Beforeアポロ世代”
“げげ、アポロ月面着陸が生まれてくるずっとずっと前だって・・・”とショックを受けていた。
4歳年上のダーリンもBeforeアポロ世代。
Afterアポロ世代の妻ねこは勝手に線引きしてみた。
「Afterアポロって言っても、ずっとずっとなんかじゃないじゃん、ちょっとじゃん」と切り替えされる。
ふふ、良いのだ、Afterアポロに違いはないのだ。。
ところで、定番チョコレート菓子“アポロ”は、月面着陸したアポロをかたどったものらしい。
スペースシャトル以前、まだ宇宙船を“ロケット”と呼んでいた時代、なんであんな三角形?と思いません?
子供の頃、姉の図鑑に、あの形のアポロの写真が載っていた。
地球に帰還する時に、あの形のアポロが海に着水してゴムボートで脱出するシーン。
宇宙であの形だったのか知らないけど、帰還時はあの形だったらしい。
子供の頃、今のお台場にあたる地域(船の科学館に併設)で、“宇宙博”というのがやっていた。
アポロが持ち帰った“月の石”の展示や、宇宙服、アポロの模型、とかがあったように思う。
(宇宙や深海は怖くて興味がなかったので、かなりうろ覚え)
ただ、印象的だったのは、アポロの月面着陸の再現パフォーマンス。
円形劇場みたいな場所で、天井がガーっと開いて、アポロがウィンウィンと降りてきて月面に模した地面に着陸。中から、宇宙服を着た人が降りてきて、月面をぴょ~んぴょ~んとふわふわ跳び歩くいてて、興味はなくても楽しかったのを覚えている。
当時はアポロの影響か?科学ブーム。とうとう休刊するという噂の学研の「科学」という付録付き雑誌が流行っていた。今で言う子供チャレンジの理系版?みたいな。
妻ねこと違って理系の姉が熱心に科学に関する本や図鑑を読んでいた。(妻ねこはその付録を先に開けていじっては壊して逃げていた。あの時はごめんょ‥)
当時は、数十年後の二十一世紀は“未来”であり、二十一世紀にはとても“科学的”で“宇宙的”な世界になってる・・と予想絵図がいっぱいだった。
二十一世紀と言えば、お手伝いロボが家事をやってくれて、空飛ぶ車が行きかってて、まさにドラえもんの世界だと思っていた。
でも、21世紀はけっこうあっさりやってきて、だれも想像図のようなSFチックなピタっとした銀色宇宙服みたいの着てないし、透明チューブの道路をリニアモーターカー?が走る世界でもなくて。。
二十一世紀になったら、テレビはとっくにぺらっぺらのカレンダーみたいになってると思ってたのに、薄いとはいえ、猫が乗っかるテレビからまたぐテレビに変わった程度のぶ厚さ。
でも、携帯電話は以外に早かったなぁ。。子供の時は、戦隊ヒーローなんかが、腕時計型の通信機で話してたから、そんな形が先にくるのかと思ってた。
テレビ電話も未来の象徴のようだったけど、今、テレビ電話しようと思ったらできるようになったら、意外とそんなに使わないw。
先日iPadが日本でも発売になったけど、私の予想からすると、二十一世紀なら、もっともっとノートくらいぺらぺらで軽~い物になってるはずだったので、まだまだだなぁーーとか、わけのわからない上から目線w。
案外、こんなもんかもねー。としみじみ思ったりして。
そういえば、母が子供の頃、炊飯器なんかまだなくて、学校の先生に「今にご飯はボタン一つ押せば炊けるようになるょ」と言われ、
「ま~さかぁ~」と思ったらしい。
母が結婚する頃にはその通りになっていた。
こんな風に書いてると、20代くらいまでの人には、えっらい昔の人・・と思うかもしれないけど、時代の進化の流れの速さってけっこう速いなぁってきっとそのうち実感するようになるかもね。
そして、人間はあんまりかわんないもんだなぁっていうのも実感するかも。
月にうさぎは居なくても、アポロがもたらしたわくわくからひろがっていった今の世の中が好き♪
P.S.
前回の記事「一番古い記憶」にたくさんの体験談をお寄せいただきありがとうございました。
やっぱり印象的な事って1,2歳でも覚えているもんですね。ってことは、小さいお子さんは「まだ赤ちゃんだからどうせわからない」と思ってると、まずいわけですね。気をつけなきゃ。
次回は、ばりばり私立文系の妻ねこでも理解できた「文系でもわかる脳と記憶のお話」でーす。おすすめ♪
ほんのり理系テイストのお話でした♪
![$奥様はねこ ~団地妻猫とダーリン絵日記~-理系らんきん](https://stat.ameba.jp/user_images/20101115/04/okusama-wa-neko/d5/9e/j/t01350103_0135010310860267564.jpg?caw=800)
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