今日(アメリカ時間28日)は、UNITED 93の公開初日です。
今、ラスベガスにいるので、迷ったんですが、見ることにしました。
いまさら、ネタバレもない映画ですので、内容ですが・・・
2001年9月11日にハイジャックされた4機の飛行機のうち、唯一、テロリストが目標とした建物に達することができなかったUA93便の記録です。
物語は、機内と、軍の司令部、そして航空管制所がメインに描かれています。
淡々と時間を追って事実が描かれています。
つい、この間、UA93便のボイスレコーダーが公開されたばかりですが、この映画では全てが事実ではないものの、的確に描かれていると感じました。
Matineeの時間に見たためか、映画館はかなり空席が目立ちました。
観客は、様々。高校生くらいのカップルや、子供連れ、かなりお年を召した方もいました。
全編を通じて、観客の声などは、全く聞こえず、非常に静かでした。
最後のシーンが終わり、クレジットが出る前に字幕で、撃墜されたのではないということが、改めて確認するように流れていました。
私の感想です。
このようなジャンルの映画は、実はあまり好きではありません。
映画というのは、日常生活を忘れるために見に行くものです。
同じような考えの人が、この映画を見るのであれば、それなりの準備が必要だと思います。
内容的には、今までの、テレビでの再現映像とあまり変わりは無いと思います。
ただ、今までのテレビでの再現ものと違って、あまり脚色せずに事実を伝えています。
見る価値はあると思います。
乗客の様子や、怪我をした乗客の手当てをしながら、ハイジャック犯のテロリストの様子を伺うキャビンアテンダントなどを見ていると胸が締めつけられるような感じでした。
技術的な部分では、この映画の監督のポール・グリーングラスは、手持ちのカメラを多用するので、非常に疲れます。もちろん、臨場感があっていいのかもしれませんが、あまり好きな技法ではありません。
あと、ほとんど蛇足ですが、あえて気になった点を書いておきましょう。
機内ですが、757の場合は、通常、前から2番目のドアを乗り降りに用いますが、1番前を使用していました。
シートや、内装も違います。ヘッドレストカバーがありましたが、実際にはないです。
機内の画面に表示されていたユナイテッドのロゴは、機内エンターテイメントには用いないタイプのものでした。
757の場合は、安全ビデオがあるはずなのに、デモンストレーションをしていました。
機内食のトレーが違ったり、オレンジジュースがデキャンタに入れてあったりしてます。
ニューアーク空港に駐機していたエアカナダが新塗装でした。
関連リンク
http://www.united93movie.com
http://www.united93.jp/
http://www.honorflight93.org/
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