そばきり浅野屋(蕎麦・栄町) ※2008年重大ニュース付き | C.I.L.

そばきり浅野屋(蕎麦・栄町) ※2008年重大ニュース付き

主にオレ自身が予想だにしなかった駆け込み板橋グルメ記事。

そう、12月31日といえば年越し蕎麦じゃないですか皆さん!

オレ様も今さっきさっそく食べて来ましたよ!

しかし、一昨年くらいまでなら近所の仲宿商店街に岡本という江戸時代から続く素晴らしい蕎麦屋があったんだが、悲しい事に店主が腕が動かなくなる病気になってしまい、跡継ぎもいなかったためどうにもならずに閉店。

そしてオレは年越し蕎麦難民になった。

去年なんてアチコチ回ったのにどこも蕎麦切れで、結局クソマズイ徳島ラーメンなんか食べるハメに陥ったほどだ。(奥方様が自身のブログでマジギレしてらっしゃった )

やっぱさ、年越し蕎麦って家の近所で食うもんじゃん?わざわざ遠出して食うのもアホらしいじゃん?でも家の近所(区役所周辺) には今は亡き岡本と並べられるような美味い蕎麦屋がないのよ。

帝京病院の裏の変な住宅街の中にクソ高い脱サラ系の蕎麦屋はあるんだけど微妙に遠いし、そもそも今日やってるかどうかわからないし、かといって山ほどあるその辺の町の蕎麦屋は基本的にいまいち美味くないし……。


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というわけで、以前大山~中板橋間をぷらぷらお散歩してた時に見つけた、町の蕎麦屋として地味に美味しいお蕎麦屋さんに入店。

店名は 「そばきり浅野屋」 さん。


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いや~蕎麦屋といえば酒だよねえ。奥方様はビール(小) からスタートで、オレは寒かったので初手から焼酎のお湯割り。お通しで付いてきた塩辛は甘めで食べやすいタイプだった。


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番組の途中ですが

<2008年オレ様重大ニュース 第5位>

「サダオちゃん、焼酎より日本酒の方が好きになる。」

淵明庵
のオバちゃんに毒舌を浴びせかけられながら良い日本酒を次々と呑まされ、気付けば日本酒の旨さに目覚め、今ではあれほど好きだった焼酎が味気ないと感じるまでに。まさに調教完了。過去に断れず嫌々飲まされて一口で 「うぇっぷ……」 となってた日本酒は一体なんだったんだろう?

では引き続き番組をお楽しみください。

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まずは和の菜彩サラダ。カツオぶしと海苔がどっさりで風味が良く、下には細切りにされた大根やニンジンがたっぷり。酸味のある和風ドレッシングもたっぷりで思わず酒に手を伸ばすオレ。


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本当はカツ煮が食べたかったんだけど、品切れだそうなので代わりに親子煮を頼んでみた。たっぷりの鶏肉を甘めのタレで煮込んで玉子でとじてあるんだが、甘さがギリギリ嫌にならないレベルで抑えてあって食べやすい。鶏肉も良心的な量だし柔らかくて美味しいし、こりゃいいじゃないか。酒進むわ~。


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番組の途中ですが

<2008年オレ様重大ニュース 第4位>

「サダオちゃん、B級グルメ都市名古屋に初上陸」
2008年の1月に突発的に金沢旅行(というか和倉の宝仙閣に行きたくなった ) をしたんだが、その帰りに何を思ったか名古屋へ寄り道 。オレ様は新幹線で通過した事はあっても名古屋で降りて何かしたという経験がなく、それを奥方様に 「B級グルメ好きを名乗っておいて名古屋で食べ歩いた事がないなんてエセだ!」 となじられ、そこまで言うならばとわざわざ七尾から名古屋という意味不明の強行軍で初上陸を果たしたのである。そしたらアナタ、滞在したのはほんの一晩程度だったのに、手羽揚げもひつまぶしも台湾ラーメンもあんかけスパも食べた物がどれもこれも美味くて美味くて!恐らく来年中にまた名古屋に行くんじゃないかと思ってるオレがいる。主に前回諦めたマウンテンに登頂するために。

では引き続き番組をお楽しみください。

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親子煮のお陰で焼酎のお湯割りが空になってしまったため、急遽日本酒を2合ほど。いやはや日本酒好きな奥方様と仲良く飲み交わす日が来るとは。実に感慨深い。(本当に一生日本酒なんて楽しめないと思ってたんだよ)


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日本酒に天ぷ~ら。食べ合わせ的に明らかによくなさそうなのに、味的に考えたら合わないわけがない黄金コンビなわけでして。あんまり洗練されてない普通の天ぷら盛りなんだけど、どれも中々の仕上がりで無難に美味い。こういう地味だけど美味いってのが町の蕎麦屋として正しいよなあ。(ちなみにこの野菜天盛りは600円とお手頃)


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キミ達にひとつ問題を出そう。

Q:ここにサツマイモとナスの天ぷらがひとつずつある。これをカップルで分ける場合、どうするのがモアベターだろうか?


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番組の途中ですが

<2008年オレ様重大ニュース 第3位>

「サダオちゃん、帯状疱疹で緊急入院」
大人の水疱瘡こと帯状疱疹で緊急入院。最初は耳が痒いとか、奥歯の神経が妙にざわざわするといった症状しかなかったのだが、次第に頬に謎のオデキがぼつぼつと。痛みというより痒みが酷かったので近所の耳鼻科に行った所、「すぐに帝京病院に行け」 と言われ、帝京で調べてもらったら 「帯状疱疹でしょうね」 と宣告を受ける。ぶっちゃけオレは帯状疱疹ってのがどういう物なのか把握し切れておらず、当初は通院で直そうと考えたのだが、何気なくサイトにネタとしてアップ したところ大勢から 「早く入院して直せバカ!」 とツッコミを入れられ、そしていかに帯状疱疹が恐ろしい病気か脅かされ、ビビったサダオは翌日即入院。この完璧なまでのヘタレ具合が功を奏し、なんとか悪化する事なく1週間弱で退院する事が出来た。もし 「通院と投薬で」 とか寝言をほざいてたら今頃オレはどうなっていた事か。ブログやっててよかったと心の底から皆様に感謝した次第である。(結構マジ)

では引き続き番組をお楽しみください。

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A:半分かじって渡す。


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さ!メインディッシュのお蕎麦ですよ!

てかそもそもオレは年越し蕎麦を食べに来たはずなのに、いつも通り普通に呑んでるってのはどういう事だろう?年越し蕎麦更新を名乗った割に蕎麦が出て来るまで長かったなあ。書いてて 「このままじゃ年が明ける……」 と不安になったのは秘密。

で、ここの蕎麦は恐らく二・八~三・七くらいだと思うんだけど、ちゃんと手打ちで不揃いな所がチャームポイント。しかも今日は大晦日だったためか明らかに店内がテンパっており、いつもより長さも太さもバラバラなお蕎麦が出て来た。

だがいつもより蕎麦の風味が弱く、明らかにツナギが多めに入ってそうだったんだけど、まあそれはそれで縁起物って事でw

よしよし、今年は去年と違ってちゃんと年越し蕎麦を食べれたぜ!何はともあれ今年最後の仕事を無事終えたぜ!


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番組の途中ですが

<2008年オレ様重大ニュース 第2位>

「サダオちゃん、やっと引っ越す」
今までは気ままな独り暮らしだったので、22歳くらいで実家を出て以来ずっと同じワンルームのボロアパートに住んでいたんだが、奥方様が事実上お輿入れされた事もあり、「もっと広い部屋に引っ越したいねえ」 と実に3年間も言い続けていた。それがいざタイミングが合ったから引っ越そうとすると事故だなんだとトラブルが巻き起こり、かと思うと占い好きの奥方様が 「今は運気が悪いから○月まで待った方がいいらしい」 等と言い始め、今年の春先まで延期につぐ延期。そして4月の中旬くらいにやっとの事で今の2DKマンションに引っ越せたのである。風呂トイレ別だし、駅から徒歩1分だし、板橋区役所のほぼ隣だし、素晴らしい立地である。


まだ引越しの段ボールが中身そのままで放置されてるのは気のせいだと信じたい。


では引き続き番組をお楽しみください。

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C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
今回最も 「美味い!」 と感じたのは実はこの蕎麦湯。大晦日で注文が殺到しているからか、マジでドロッドロで濃厚な蕎麦湯が出て来た。ガチで美味くて思わず全部飲んだ。→お腹ぽんぽん。

いや~充実した大晦日である。


■総評
味:☆☆(あくまで町の蕎麦屋として美味い)
値段:☆~☆☆(微妙に高め?)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆(いつもいる店のオバちゃんが限界低すぎ)
遠征:☆
デート:☆☆
DQN率:☆

備考:味自体はとても無難で "外さない事が美徳" という感じなんだが、町の蕎麦屋としては文句ない。コレ!という突出した点がない代わりに安定感があるので、ランチタイムに行ったり夜お酒を呑んだりと安心して使える。店内はデザイナーが手掛けたらしくコジャレ風なんだが、出て来る品はいわゆる蕎麦屋そのもので、それがむしろ逆によかったり。それに座敷とテーブルとカウンターの3種類の席が選べるのは嬉しいかも(空いてればの話だけど)。清潔感のある店ではあるので、女性連れでも気軽に入れそう。基本的に普通の町の蕎麦屋なので過度の期待をせず、「フラっと入ってみたら昔ながらの美味い蕎麦が食べられたよ。ラッキー。」 ってな感じで楽しむと吉。難点を言うと、ホールのオバちゃんの限界値が低すぎて少しイラっとする瞬間が……。混雑する時間帯は大らかさが重要かもしれん。



■そばきり浅野屋(蕎麦)
住所:東京都板橋区栄町21-12
TEL:03-6789-4138
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
定休日:日曜



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番組の最後ですが



<2008年オレ様重大ニュース 第1位>


「サダオちゃん、渾身の板橋本完成!しかも売り上げ好調!」




【日本の特別地域3 板橋区】マイクロマガジンより発売中!!


やっぱコレだろうなあ。

地域密着型のムック本なので未だにジワジワ売れ続けており、なんとも嬉しい限りでございます。誤解されたり地味で目立たなすぎたりする板橋区ですが、深く掘り下げてみると闇は闇としてあるものの、実は面白くて暮らしやすい土地なのよ?と。23区で最も素晴らしい区だ!とは間違っても言えないが、貧乏人は貧乏人らしく、中流は中流らしく、上下の差が少なくて誰もがのんびりまったり生きられる土地なんだって点が伝わったら幸せだなあと(ただし金持ちがいない)。

言ってみればコレからの不況時代に必要なのは板橋らしさなんだと。板橋ラブなんだと。自称カリスマ板橋区民として、それを今年の〆の言葉とさせて頂きます。

板橋ラブは日本を巣食う!(ぁ?)

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そんなこんなで皆様よいお年を。

2009年もよろしくお願いいたします。

サダオ。