バウの修理(その102 ステム修理箇所の露出バルサの防水処理。) | なんちゃってオーシャンセーラーのブログ

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オーシャンセーリングに憧れて。。。
今は、実現に向けてヨットの整備と身の丈より少しだけ背伸びをした活動をしています。

『バウの修理(その101 ステム修理箇所の下地サンディング 後編)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12118637931.html からの続き。。。


2016年1月16日、土曜日。


何とか朝起きれて、体を引きずりながらハーバーへ。。。あせる


兎に角、今日中にバルサや合板が向き出しになっているところを目止め兼防水のためにマイクロバルーンエポキシパテを入れなきゃあせる


ということで早速マスキング開始、、、


昨日、掃除機で全体を掃除する前に超硬カッターを付けたドリルでパルピットの取り付けの穴の周りをテーパーにしたり、、、


小さな空洞があったところをなるべく削り取り、パテが密着するように”足付け”しました。。。


バルサのエッジは表層より少しマイナス気味でカッターナイフで切り取り、、、


デッキとハルとの境界部分は少しえぐり取りました。。。これでマイクロバルーンエポキシパテが入れやすくなるでしょう。。。


角もしっかりと面取りできたし。


左舷と同じように、、、


右舷も、、、


バッチリビックリマーク

足場まで何センチあるか見とかなきゃあせる


たぶん15cm+養生分は十分取れると思うけど。。。汗


この辺りのハルの表層が前回修理した部分だな。修理した部分がオリジナル部分に対して綺麗にテーパーになってるビックリマーク

でも、修理した部分もあまり削りたくないから、ペイントとフェアリングフィラーを削ってオーバーラップしてもステム周辺は少しオリジナルよりも膨らみそう。。。汗


まあ、”フレア”を上手くデザインして新しいチェーンプレートの幅に合うようにすれば大丈夫かな?


形より丈夫さだグー!!



って、あれ〰はてなマーク


綺麗にしたらまた新たな発見があせる


この部分って以前、水を吸った無垢の木材をすべて削り落とした部分のはずでは!?


なんで積層と積層の間にまた木材が入っているのはてなマークはてなマークはてなマーク

ってことはこの辺りって、、、


裏層→バルサ→中間層1→木材→中間層2→木材→表層→フェアリングフィラー


の8層になっていたってことビックリマークはてなマーク


衝突の衝撃を和らげるのが目的か?


単なる軽量化か?


もしくは単なる成形か?


どうゆうことでしょうはてなマークはてなマークはてなマーク


英語苦手なのに〰ショック!



兎に角、今日は防水のためのマイクロバルーンエポキシパテを入れなければあせる


マスキングが終わって、アセトンで拭いて、集塵機で換気して、、、


お隣のK/Kさんが貸してくれた石油ストーブを使ってエポキシを温めながらバウハウスの中全体も温めます。。。

30分ほどでバウハウス中のデッキに置いた温度計は25度くらい。。。


外気温は12.5度、、、バウハウスの中のストーブ側の足場の上10cmほどの温度は22.3度、、、


直射日光が当たった外気温は14.1度、、、バウハウスの中のストーブの反対側のデッキの下10cmほどの温度は25度、、、

温度管理のために新しい2か所測れる温度計を3つも買っちゃったあせる

3mほどのコードの先にセンサーが付いているのでバウハウスの外から中の温度が確認できます。

センサーはテープでペタ!

これで湿度も分かればいうことないのにな~。。。


エポキシも適度に温まったので作業開始。。。


エポキシを60cc:20ccで混ぜ混ぜ、、、


まずはシリンジでパルピットの取り付けの穴の中に9割ほど流し込みます。。。


穴の内側は『バウの修理(その95 ステム裏層の積層。)』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12109793256.html でふさがっています。。。


刷毛で残りのエポキシを剥き出しになっているバルサにペタペタ、、、


残りのエポキシを紙コップ一杯のマイクロバルーンに入れてパテにします。。。


あっ!エポキシが足りずパサパサあせる


用意してあった90cc:30ccのエポキシを急いで混ぜ混ぜ、、、


垂れるか垂れないか程度のマイクロバルーンエポキシを作ってパルピットの穴からペタペタ、、、


剥き出しになっていたバルサにエポキシを塗ったところにもペタペタ、、、


う”~、、、温度が高すぎるのか4か所ほど膨らんでくる。。。あせる


何度押さえつけてもダメ。。。汗


空気が出てくる状態ということは逆にそこから水は入るってことじゃん!!


でも、まあ、全体としてある程度防水兼目止めをして更にマスカーで雨養生するつもりだから、まー、いいか〰DASH!


次にエポキシを扱う前に気泡部分を削ってもう一度マイクロバルーンエポキシパテを入れてみよ。。。


気泡ができたのはストーブ側だから、要はストーブを反対に置けばいいということだと思うし。。。


ん?待てよ?マイクロバルーンエポキシパテに気泡ができるくらいなら積層したらまた、、、汗


やっぱり全体が温まったら一度ストーブを消して積層をして、積層が終わったらデッキの上でストーブを付けてバウハウスの出入り口の当たりに扇風機を付けてバウハウス内を全体的に温めるほうがいいかも、、、修理箇所とストーブが近すぎるんだな。。。


でもK/Kさんのストーブなら前を行き来できるから作業しやすい音譜


パテ入れが終わってからお昼ご飯を食べてお昼寝をしているとパートナー登場。。。


続いて電話があったのはU君、新西宮ヨットハーバーでの練習帰りに立寄りたいとのこと。。。


U君が来てから温度管理のためにバウハウスへ行くと、、、


な、なんと、、、


気温31.3度メラメラ湿度38%合格

足場の上10cmほどは約25度、、、デッキの10cmほど下のストーブと反対側は約29度。。。


1mほどの高さの差で温度差が5度ほどあるんだ、、、汗やっぱり扇風機での空気の攪拌がいるかな???


エポキシを攪拌してから約4時間、、、


既にほぼ固まっていますビックリマーク少なく手も手で押さえた程度では凹みません。。。


気泡ができたのは一番上の部分と、、そこから15cmほど下と、、、


ここと、、、


ここ、、、汗

頑張って押さえこんだけどたぶん内部ではもう少し大きな空洞になっていると思う。。。汗


廃材の整理をして、U君と色々話して、3人でしゃぶしゃぶをして、22時前に帰る前にもう一度温度を確認すると外気温は6度ほどだったけどバウハウスの中はまだ18度近く、、、ストーブを消してこの日は退散。。。たぶんストーブを付けて8時間もすれば問題なく固まってそう合格



『バウの修理(その103 寒波、冬の嵐で。。。』http://ameblo.jp/oceansailor/entry-12120232951.html へ続く。。。