今年は冷夏とはいえ、インテル Core i7-2600搭載のデスクトップパソコンのCPUファンが唸りをあげて不規則に爆音で連続運転に支障をきたしそうだったので急いでCPUファン交換を行いました。
今回交換で取り付け予定の新しいCPUファンがこちら、COOLERMASTER X DREAM P115です。オーソドックスなトップフロータイプです。最近はサイドフローの空冷ファンが流行りのようですが、そこは気にせず現状と同様なサイズの製品を選びました。
COOLERMASTER X DREAM P115の箱の中身は、CPUファン本体、ファンブラケットベース、説明書でした。
COOLERMASTER X DREAM P115のCPUとの接触面にはグリス塗付済でした。
それでは、パソコンのケースを開けて、交換する対象のCPUファンの周りのお掃除とケーブル、ネジの取り外しをします。
4本のネジで止められているのでそれぞれ少しずつゆるめて取り外します。1本だけ取り外すとネジの周りのスプリングの反動でマザーボードなどが破損する恐れがあるので注意します。
上の写真は古いCPUファンを取り外したところです。古いグリスが表面にこびり付いて硬くなっていました。ホコリなどもついているので拭き取りしました。
外した古いCPUファンの方も汚れていますが、もう使うことはないと思うのでそのままにしておきました。新しいCPUファンの箱に入れてしばらくとっておきます。
古いグリスの拭き取りと周囲のお掃除が終わり、刻印が見えるほどきれいになりました。
CPUファンに添付されているグリスがあったのでこのままでもいいかと思いましたが、CPUコア側にも薄くシリコングリスを貼付しておきました。私は薄く均等に塗る派です。中央に盛り付ける派ではありません。
COOLERMASTER X DREAM P115は4本のネジで止めるタイプで、ネジ位置が交換前とピッタリ同じなので、位置を合わせてねじ止めして、ファンの電源用のケーブルを接続して新しいCPUファン取付完了です。
この後はPCケースを組み立て直して、PCの動作チェックです。
1発で正常動作、組み直し作業も無事に終わりました。
交換だから、同じネジ位置で使える製品を選んで正解でした。
BIOS画面でCPUファンの状態を確認したところ、回転数が上がり気味だったのでCPU温度を見ながらこのCPUファンの特性に合わせて回転数を調整しました。
以上、CPUファン交換作業レポートでした。
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