広島アンデルセン本店 にて、
お姉ちゃんと 寄り道テイスティング をしたその足で・・・
本来のテイスティング目的地へと向かいましたよ
たいへんご無沙汰となってしまいました
魅力的な内容のテイスティングも企画してくださる、
上八丁堀に位置するワイン専門店 「 ハナワイン 」 さんです
そうは申しましても・・・
足を運べる機会を作り出して、
気に掛かるワインを物色にはお邪魔しているのですけれどもね。
場所柄、車でうかがうことを余儀なくされるものでして・・・
腰を落ち着かせてテイスティングさせていただくのは、
かなりご無沙汰な機会となってしまったという経緯なのです
この週末に企画してくださっていたテイスティングは、
スルーすること不可能&興味津々な内容だったのですよね
後にうかがってみますと・・・
オーナーご自身が気に掛かるもの、
オーナーご自身もテイスティングしてみたくてたまらないワインたちだったとか??
そのリストはこんな感じ!
ハナワインさん自体にも、
入荷してきて間もない状況だったのでしょうかね??
2010 VT ばかりが4種類並ぶユドロ・バイエのワインたちです
① ブルゴーニュ・ブラン キュヴェ ファミーユ 2010 / ドメーヌ・ユドロ・バイエ
フランス・ブルゴーニュ ( シャンボール・ミュジニー )
ピノ・ブラン 100%
酸は控えめで蜜&ナッティーな印象。
用意してくださっていた資料に目を通すまでは、
何の違和感を感じることもなくシャルドネだと思い込んでいた残念なカヌレです
ブルゴーニュなのにピノ・ブラン??
( 愛してやまないシャンボール村の畑に、
ピノ・ブランの樹が植わってるなんて想像付かないよぅ。 )
頭の中が ?・? で埋め尽くされておりましたので、
オーナーに質問してみずにはいられなかったのですけれどもね
要するに、いろいろな法律が制定される前より植わっていたピノ・ブランの樹で・・・
法律の制定ごときで栽培をやめる必要もなく、
ハウスワインとして自家消費されていたワインという認識で合っているのかな?
カヌレにもわかる様に教えていただいたところで、
正確には理解できていない哀しい状態ではあるのですが・・・
これっ、とにかくおいしいぃ!
4種類すべてをテイスティングし終えた時点でも、
お姉ちゃん&カヌレ共に最も感銘を受けたワインだったのですよね。
② ヴォーヌ・ロマネ 2010 / ドメーヌ・ユドロ・バイエ
フランス・ブルゴーニュ ( ヴォーヌ・ロマネ )
ピノ・ノワール 100%
普段何気ない日常を送っていても、
比較的目にする機会の多いユドロ・バイエのワインですけれども・・・
ヴォーヌ・ロマネのエチケットは、
ほどんど記憶に残っていなかったのですよね
これまた教えていただきまして&大いに納得いたしましたよ
生産量は1樽 300本のみ、
ボンヌ・マールとしてリリースされている物の半量にしかならないのだとか・・・
香りが上がって来なかったことには、
若干淋しい印象を受けてしまったのですけれどもね
味わいは凝縮&パワフル。
真意を発揮するのには、
まだまだ年月を必要とするのでしょうけれども・・・
お姉ちゃんがやっぱり余韻の長さを実感できるよ! と言っていたのが印象的
この子、オリーブパン
mayumi ちゃん&お姉ちゃんは、
昨年末のシャンパーニュのテイスティングにも出掛けてましたものね。
めちゃくちゃワインに合うおつまみパンとして、
こちらのオリーブパンとの出逢いを果たしていたとか?
ホッカホカなこの子を千切っちゃいますと、
中にはゴロゴロなまんまのオリーブが潜んでましたよ
いつもスタイリッシュなお写真を撮る、
mayumi ちゃんのアングルを真似っ子してみたのですけれどもね
ダメだ、こりゃ~。
白ワイン × オリーブパン!
変わらない被写体という事実は認めるに苦しい・・・。
mayumi ちゃんの 素敵なお写真 です
カメラの性能の違いと言い訳したいところですけれども、
まっ、カヌレはセンスに乏しいということで潔く断念いたします
③ シャンボール・ミュジニー VV 2010 / ドメーヌ・ユドロ・バイエ
フランス・ブルゴーニュ ( シャンボール・ミュジニー )
ピノ・ノワール 100%
カヌレごときに違いがわかるのかしら? と、
半ば疑わしい気持ちでテイスティングし始めたのですけれどもね
先ほどのヴォーヌ・ロマネと比較してみますと
シャンボール・ミュジニーの華やかな香りは、
いくらどうでも身を潜めることは出来ませんよぅ!
味わいはと申しますと、
ヴォーヌ・ロマネの方により力強い物を感じるのかと想定していたところ!
そうでもない。
若干繊細な類の物を感じなくはないものの、
こちらのシャンボールのパワフルさも相当な印象を受けましたよ
素敵な熟成を経た後、
しみじみと味わってみたい気持ちに駆られてしまいます
④ シャンボール・ミュジニー 1er レ・シャルム 2010 / ドメーヌ・ユドロ・バイエ
フランス・ブルゴーニュ ( シャンボール・ミュジニー )
ピノ・ノワール 100%
トリを飾るこちらは、やはり群を抜いてましたかね?
香りも輪をかけて華やかになり、
味わいとて同様どんどん奥行きのある物を感じましたよ。
今、今、味わうには勿体ない感は否めませんけども
とんでもない物を秘めていて、
熟成を重ねて素晴らしいワインへと変貌を遂げるのでしょうね
同じ造り手さん&同ヴィンテージ
20ml ずつとは申しましても、
四種類を味わい比べ出来る機会なんてそうそう無いですもんね
ハナワインさん!
魅力的なテイスティングの企画をありがとうございました
( カヌレ姉妹には決してスルー出来ない内容でした )
お姉ちゃんの次なる用事の時間帯まで、
某百貨店のイタリア展をブラブラしていたのですけれどもね
レモンチェッロを試飲させていただこうという、
目論見が潜んでいると察したお姉ちゃんを無言で阻止しまして・・・
( お姉ちゃん体調グダグダにしか見えないから、
目を光らせとく様にカヌレママに釘を刺されてたんだもん )
イチ主婦にしか過ぎないカヌレは、
3ワンズの待つ自宅へと帰ることにいたしましたよ
そして、翌日胸を張って!
初訪店となるお店で、
お姉ちゃんとワインを愉しむひとときへと続きます。