前編 に続きまして・・・
2012年の〆となりました、
お姉ちゃんとルココでナイトの様子を綴らせていただきますね
ワインの方はと申しますと・・・
お次は繊細なお魚料理がやってきますのでね
初っ端から引き続き、
ミシェル・コラン・ドレジェのシャサーニュを満喫中です。
メインのお料理・ひと皿目
~ 寒鰆のロースト ( ? ) パンとバターのソース
レモングラスのソースと共に ~
これまた美しい!
パンとバターのソースって、
その発想にまた驚かされますよね
想像を膨らませながらいただいてみますと・・・
まんまパンとバターの濃厚さが感じ取れ、
カリカリッとした食感まで楽しめちゃったのですよね
シャサーニュと共にいただいて素敵な出逢い。
上のしゅわしゅわはレモングラスのソース、
濃厚&爽やかなソースでふわっふわな寒鰆の身を満喫しましたよ!
さてさて
内心ドッキドキなワインの方は、
ドミニクのシャンボールを味わうときがやってきました
備忘録 でも綴ってしまいましたけれども
この方ばかりは切ない想いをしたときと、
驚愕な想いをしたときの差が激し過ぎる印象が残っているものでしてね。
シャンボール・ミュジニー 1er デリエール・ラ・グランジュ VV 1993 / ドミニク・ローラン
フランス・ブルゴーニュ
ピノ・ノワール 100%
あれれ??
シャンボールらしい華やかさどころか、
まったく香りが上がって来ないという不思議な現象が起きちゃってますよ。
時間を追うごと、
強いて挙げるとするならばなめし皮かなぁ?
何が起きているの??
香りに味わいを裏切られてきたシャンボール村なものでして、
果実味も喪失&味わいの中にも素晴らしい物を見出せない覚悟でいたのですが
酸もタンニンも比較的落ち着いているのに、
不思議と果実味だけはどうにか失わないでいてくれている状態
そんなカヌレ姉妹を目の前に
お味をみてくださったルココの方から、
思いもよらないこんな提案が挙がったのですよね ↓
比較的熟成を重ね済みのブル・ピノを、
敢えてラディコングラスで味わってみるという方法
この度のドミニクのワインに、
まったく同じ印象を受けてらっしゃったのでしょうね?
あまりにも香り付いて行かずなので、
ラディコングラスの形状を利用して香りを集中させてみましょう! と ・・・。
へぇ~! そんな手段も試みてみる価値ありなんだ?
おそらく初となる手段を試みてみた結果、
まったく異なる&ラディコンの方が幾分も マシ です。
若干味わいの角も取れた印象でして、
何より香りが分散せず僅かな物も逃さないでいてくれたのですよね
さすがっ!
メインのお料理・ふた皿目
~ オマール海老のロースト 赤ワインとポルト酒のソース
そのわた、そのミソなどと共に ~
またまたこよなく愛する、
オマール海老のお料理を用意してくださってました
シェフのことですので抜かりなく、
ブル・ピノと共にいただくバージョンで登場しましたよ。
めちゃくちゃ色鮮やか。
なんとっ、黄緑色に映りますのは・・・
アイスクリーム状でいただくキャベツのソースだったのですよ
失念しましたけれども、
○○とかいうジビエのジュのソースも潜んでいたとか?
ひと皿のお料理の中に、
どれだけの愛情と手間が注ぎ込まれているというのでしょう?
幸せ~!
ごきゅ&ごきゅ&ごきゅ~!
オマール海老に関しましても、
絶妙な火入れ加減がこの食感を生み出すのでしょうね?
抵抗してきやがるぜっ。
オマール海老のわたにミソ、
丸ごとまんまの旨みを逃すことなくいただきました!
トランペット茸やらも潜んでまして・・・
ドミニクが少々残念でも、
熟成を重ねたブル・ピノと素敵な相性を魅せてくれてましたよ。
シェフ、大好き!
チーズの盛り合わせ
お姉ちゃんと2人でお邪魔してましたので、
デザートをチーズへと変更させていただきましたよ
この日のラインナップは、
コンテ&モンドールの二種類ほど。
ドミニクのシャンボールですけれども・・・
この度に関しましてはドミニクらしさも、
シャンボール・ミュジニーらしさも感じ取れずで終わってしまいましたかね?
けれども、や・は・り!
この先も何ら変わることなく、
悔しいけれども&どうしても気になってしまう造り手さんの一人です。
シェフのおいしいお料理いただきながら、
お姉ちゃんとの楽しいおしゃべり続いてましたらね
単体の仕上がりは三の次!
とどのつまり幸せに包まれてまして、
ただのおめでたい人になっちゃってましたよ
ルココの皆さま!
この度もごちそうさまでした
年の〆括りにお姉ちゃんと訪れること叶いまして・・・
ほんとに&ほんとに幸せ者だと、
この度もしみじみと実感していたのですよ