ワインの備忘録 だけは残しておきながら・・・
ボリュームたっぷりな日記になりそうでして、
ついつい後回しになってしまっていたのですけれどもね
お姉ちゃんが年末年始に帰省して2日目、
姉妹してこよなく愛するルココにお邪魔したのですよ
2012年も例外になく・・・
少々スペシャルな外でのお食事は、
自然と大好きなシェフのお料理で〆括る結果となりましたね
この度のお料理も、
基本は毎度のコースでお願いしていたのですけれどもね
カヌレ姉妹のことですので、
メインのお料理2皿目もお肉料理は登場させず・・・
ブル赤とおいしくいただける魚介系お料理を、
この度もシェフが試行錯誤してくださったという次第です
( ジビエ真っ盛りの時期に申し訳ないぃ。 )
事前にお持ち込みさせていただいたのは、こちらの2本
チョイスした経緯などなどは、
備忘録にてグダグダと綴ってしまいましたのでね
お時間許されます方は、
カヌレのその心境をのぞいてみてやってくださいませ
お姉ちゃんはちょうど一年ぶり、
帰省して&こうして年の〆括りをルココで過せたら幸せだね!
至福なひとときの幕開けです。
シャサーニュ・モンラッシェ 1er レ・ヴェルジェ 2003 / ミシェル・コラン・ドレジェ
フランス・ブルゴーニュ
シャルドネ 100%
香りからして、とんでもない状態にあることを予感させます。
想定より色合い薄めではありますけれども、
超蜜&蜜、加えまして品の良さを存分に発揮していたのですよね
余韻の長さを実感する奥深さなのに、
お料理に寄り添ってくれるシャープなニュアンスも持ち併せている印象!
めちゃくちゃおいしいぃ。
愉しませ方がドヤ顔じゃないの!
洗練&プライド感じる品格というワードがお似合いです ( ← 日本語おかしいですけど )
シェフにもお味をみていただきましたら、
これはヤバぃの出ちゃいましたね! と悩殺されながらも・・・
どのようにより合うお料理に仕上げようかと、
頭の中での試行錯誤を自ら楽しんでらっしゃる感じ。
アミューズ
~ じゃがいも ~
ポコテっと可愛ゅい!
毎度シェフの元を訪れる度、
ほんとに驚かされることばかりで忙しいのですよね。
意地悪にも、「 じゃがいもです 」 だなんておっしゃいますけどね
当然ただのじゃがいもなどではありませんで、
とんでもなく手の込んだ&その工程想像不可能なアミューズ
皮に見立てているじゃがいもと、
ポレンタのような食感の中身は別のじゃがいもになるのですって。
ほわほわっと、お味までもが可愛らしいおいしさなの!
中にはアンチョビのペースト潜んでまして、
品のあるシャルドネとも素敵な相性魅せてくれたのですよね
カヌレ、当然不正解でしたけれども・・・
土に見立てた食材の正体は、
粉末状のブラックオリーブだったのですよ
( まんま土を使ってらっしゃいますねって答えちゃった。 )
前菜
~ ホタテを愉しむひと皿 シャンパーニュのエスプーマ
ホタテのダシのソース、トリュフのソース、人参の葉のソース ~
きゃわゆい!
カヌレその類疎いですけど、
ふゆふゆ浮遊した感じのおばけのキャラを彷彿
僕の外見に似つかわしくないお料理に作り上げてすみません・・・。
なんてお言葉と共に、
シェフが愛おしそうに運んできてくださいましたよ
シャンパーニュから成るふゆふゆの下には、
絶妙な火の入り具合のホタテが潜んでいましてね
それぞれのソースといただきますと、
それぞれに異なるお味の良さを発揮してくれるのですよね。
イチイチ悩殺ぅ~!
お魚料理の前の小さなひと皿
~ オニホゴのロースト 黄色い人参のスープ ~
またまた変化球ですよ。
鼻をくすぐられるたまらない香りに、
だんだんとお写真の映りなんて気にしていられなくなってきてます
まずはまんま黄色い人参の、
やわらかい味わいを満喫させていただきましたよ
お次は、粉末状の人参+コリアンダーとおっしゃってたのかな?
スパイス感じる周りのお粉を、
好みの加減で振り落としながらいただくのですよ
たいへん肉厚なオニホゴちゃん!
すっかりお料理に釘付けになり、
まったくシェフの説明が耳に入っていなかったのですけれどもね
オニホゴってどんなお魚よ??
たいへん巨大で、
たいへん水揚げの少ないお魚になるのでしょうか?
これまた見事な火入れ
淡泊な中にも味わい深い、
オニホゴなるお魚をおいしくいただいちゃいました!
ミシェル・コラン・ドレジェのシャサーニュですけれども・・・
この年末年始は殊にブル白に関しまして、
ほんとに数多くの素晴らしい物に恵まれたのですよね
タイプも立ち位置も違えど、
この前日に姉妹2人で こちら を堪能していたものでしてね。
どちらも素晴らしいワインだったけど、
強いてそれぞれの長所を挙げてみるとしたら何なんだろ??
なんて会話をしながら、
この度のシャサーニュを味わい進めていたのですよ
表現の残念なカヌレはと申しますと。
昨日の白も奥行きがあっておいしかったけど、
次の日に胃の痛みを残してしまいそうな感じの造りだったよね? と ・・・。
あわわゎゎ~!
言いたいのはこういう事でしょ! って、
どストライクにお姉ちゃんに纏められてしまいました
昨日の白もワイン単体でもおいしかったけど、
1グラスか2グラスいただいたら満足してしまう造りだったよね?
今日のシャサーニュは、
当然ワイン単体でも更に素晴らしい仕上がりだけど・・・
味わう毎に次の変化も楽しみたくなり、
お料理と合わせると尚更欲してしまうおいしさに纏まっているよね。 と ・・・ 。
そう! まさにそれが言いたかったのっ!
こんなおしゃべりを楽しみながら、
シェフのお料理と1本目となる白をおいしくいただいてましたよ
感激のメインのお料理 ふた皿
そしてこの後に登場する、
今現在でも不思議なままのドミニクのシャンボールに関しましては!
後編へと改めさせていだだきますね