さてさて 女4人タクシーに乗り込み…ひきつづき、
グラン・ヴァン 18区 ソレイユ店、“自然派ワインテイスティング会” にやってきました
こちらの住人、mayumiちゃん が一緒で心強い
到着してゆうくん とも合流!五人でカウンターを囲みます
テーマは、
シチリアを代表する、新進気鋭の造り手!
~アジィエンダ・アグリコーラ グルフィ~ です
アグリコーラ・グルフィは、シチリア島でも設立まだ間もない生産者。
お名前だけしか、聞いたことがありませんでしたので、興味深々です
ソムリエールさん、右から順に説明してくださいます
ヴァルカンツィリア 2007
シャルドネ 75% カリカンテ 25%
皆さんそれぞれの思いを、口にして共に楽しむメンバーなのですが
とてもボリュームのある白ワインに思いました。
私がこの香りをいぶりがっこと例えると、「何それ」で終わってしまいました
たぶんザックリ、大根を燻してから漬けた、東北辺りのお漬物です
シャルドネらしさは、あまり感じません
( 後に教わったのには、シチリアのシャルドネは酸が弱いとのこと
その酸やミネラル感を補うために、カリカンテと合わせるようです…そうなんだ )
カリカンテ 100%もラインナップにあるとうかがい…どんなんなんでしょ
久しぶりにイタリアワインをいただくと、やっぱり元気いっぱい 力強さを感じます
ロッソイヴリオ 2008
ネロ・ダーヴォラ 100%
こちらは私も、「 超いちごジャム 」を感じましたよ~
優しくまろやかな飲み口。
こちらと同時に、もう一種類のネロ・ダーヴォラをいただきます
ネロサンロレ 2003
ネロ・ダーヴォラ 100%
華やか~ 味わいも、まろやかなうえに、複雑です
ロッソイヴリオも単体だと充分においしいのですが、
ネロサンロレをいただくと、同じ造り手さんの、同じネロ・ダーヴォラとは思えません
二種類のネロ・ダーヴォラの飲み比べをしていると、
なんとッ~ saluviさん がご家族で入ってらっしゃいました
saluviさんとは、私がワインを楽しみ始めて、今より更に間もない頃、
とってもあり難いことに、知り合える機会があったのです
超初心者であるにも関わらず、その後も「イタリアワインを楽しむ会」 など貴重な会にも声をかけていただき、
私 → saluviさんのウィットに富んだそのお話、ドツボで大好きなんです~
さてさて
saluviさんは、なんとシチリアはグルフィーのワイナリーも、過去に訪問されているんです
そのお話を聞かせていただきながら、テイスティングをしていると、
楽しさ倍増です
二種類のネロ・ダーヴォラに、どうしてこんなに違いが出てくるのかうかがってみると…、
「 ネロ・ダーヴォラは、比較的ピノ・ノワールに似ている品種とされている
生粋のシチリア人である、グルフィーの醸造家さんが、
ネロ・ダーヴォラを、ブルゴーニュのピノ・ノワールのように、クリュで分けて育てている
各クリュごとにワインもリリースしていて、このネロサンロレは、サン ロレンツィという畑のモノ!
つまり、ネロ・ダーヴォラの可能性にかけたんですな 」 ということでした
なるほど…
同じネロ・ダーヴォラなのにこの味わいの違い、
そしてこのお値段の違いにも納得です
このように、コルクもネロサンロレだけ、
本物のコルクが使われてました
楽しくテイスティングを済ませてしまったので
皆さん、シャンパーニュの物色に出かけてらっしゃいます
ピノ・ノワール 100%
まろやかさとスッキリさ、とてもバランスのいいシャンパーニュだったように思います
最後にみんなでこちらをいただき、満喫しまくりな一日でした
( それでもまだまだ、話足りなく名残惜しいけど…)
ワイン好き仲間との楽しい時間、最高です~
ご一緒して下さった皆さま、ありがとうございました