タイ南部の歴史的経過と住民の意思から考えれば、民主主義の原則からは独立を認めるかマレーシア連邦の | 社会の窓

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タイ南部の歴史的経過と住民の意思から考えれば、民主主義の原則からは独立を認めるかマレーシア連邦の一州に加わるのが妥当なのだが、事態はそう単純でもない。
しかしこの地域でのタイ王国がわの警察組織をつかった、住民への激しい迫害と弾圧の経過を思えば、住民大多数の意志の自治による住民の安全の確保が喫緊の課題であり、自治独立がもっとも妥当な解決策だろう。この地域での情勢不安は、マレーシア側からの扇動が原因であるというタイ王国側の主張も、おそらく的を得た事実であろう。両国の利害や確執の経過は様々だとかんがえるが。国家利益よりも住民の安全と平和がもっとも優先されるべきだろう。僕はこの地域を歩いて住民と直接話しをしたことがある。住民の気持ちがどうでらうかは、確かな根拠があって結論を導いている。 福山克也 2012/06/26


タイ 独立運動、麻薬利権に変質 深南部、終わり見えぬテロ

2012.6.22 07:59 (1/5ページ)
ヤラー市街に入る国道の検問所。陸軍レンジャー部隊が目を光らせていた

ヤラー市街に入る国道の検問所。陸軍レンジャー部隊が目を光らせていた

 マレー半島の中部、タイの「深南部」といわれる4県では、イスラム武装組織によるテロが連日のように起こっている。人口約220万人の9割がマレー系イスラム教徒のこの地域は、仏教徒が94%を占めるタイにあって異質な土地柄だ。深南部問題とテロの本質は、歴史に根ざす分離・独立問題にある。だが、テロは近年、麻薬密売など利権の維持を目的とするものへと変容している。非常事態宣言下の深南部から報告する。(タイ南部ヤラー 青木伸行)