【バンコク滞在記】のんたろうが行く!おくのふと道 -3ページ目

■奈良美智@プーケット

プーケットは海と山に囲まれてのんびり、あるいはナイト・スポットでエキサイティングな夜!を過ごすのもよいのですが、個人的にはこんなうれしいオマケを、パトンビーチで見つけました(正確には、入念に下調べして見に行ったわけですが)。



【バンコク滞在記】のんたろうが行く!おくのふと道


お名前は・・・“Phuket Dog”「プーケット・ドッグ」.


ビーチ沿いの遊歩道に巨大なオブジェとして存在しています。


大きさの割に、威圧感のない、なんとものほほんな雰囲気のワンちゃん。


こちらは、ポップアート界で世界的にご活躍の奈良美智さん(Yoshitomo Nara) (「なら みち」さんじゃなくて・・・昔、私はそう読んでました)の作品。



【バンコク滞在記】のんたろうが行く!おくのふと道


タイ政府のお墨付き、本物です。(スミマセン、タイですから・・・念のため)


このPhuket Dogは、2004年12月26日に起きたスマトラ沖大地震で大きな被害を受けたプーケットの復興を祈って寄贈されたもので、タイの文化省からの依頼によって作られた作品だそう。


とても被害の大きかったらしいパトン・ビーチに、みんなを和ませ、じっと見まもっているかのようなたたずまいで存在していました。


前から見ると、こんな感じ↓



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奈良美智さんといえば、ちょっと不思議な表情の女の子の絵が有名ですが↓

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ワンちゃんもひとつのテーマ。

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絵本もあります

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奈良美智さんは、このプーケット・ドッグのコンセプトを次のように説明しています。


“The dog is for everyone. It has no name so please call it whatever you wish. It will live in our hearts forever.”


「この犬は、みんなのもの。彼には名前がないから、思うように呼んでください。彼は、私たちの心の中にずっと生きていくでしょう」と。


津波の波にさらわれてしまった多くの命も、みんなの心の中でずっと生き続けているように・・・ということでしょうか。


そういえば、ビーチ沿いには、あちこちでこんな看板が目に付きました。



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TSUNAMI EVACUATION ROUTE.


津波が発生したら、300メートル先の避難所まで誘導する看板です。


タイには地震がないので、津波を身近に感じることも初めての方が多かったようですが、こうして次への教訓も生まれていたのですね。


津波で被害を受けた方に祈りを捧げるみんなの気持ちを、この名もなきワンちゃんが体現してくれているのかもしれません。


場所は、海岸線と並行しているメインストリートのThaweewonh Road(タウィウォン・ロード)沿い、Hat Pathong Road(ハット・パトン・ロード)からSoi Chalerm Phrakiatあたりまでの間にあります。

海岸線沿いの遊歩道をぶらぶら歩いていると、出会えます。



・・・、とそのワンちゃん周辺に、ちょっと目を引く「仕組み」を発見!



つづきは次回に。


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これからプーケットにお出かけの方は、こちらのTシャツなんていかがでしょう↓ けっこういいお値段ですが・・・

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そのほか、グラスなどもあり。

奈良グッズの商品展開の豊富さにビックリ!稼げるアーティストでいらっしゃるのですね。(いい意味ですよ、もちろん)



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