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ソウスケは その実戦空手の 上段者だったのです。



全国大会でも 上位入賞経験者でした。




しかも まともに 防具をした相手が 大きなダメージを 受けたことによる 反則負けで 優勝が 出来なかったと みんなから 噂され 恐れられた 実戦空手の 使い手だったのです。



その空手の腕は 相当なものでした。



彼には 陸軍大臣にも 対抗する 本当に 戦うための力が あったのです。



この核シェルター内の 他の人間には 全く 不可能でしょう。



しかし 決して 彼が 望んで そうなったのではなく あくまで 国策による 徴兵制度が 彼を 戦う事が出来る 人間に変えたのです。



しかも 彼だけが 上流階級出身の お坊ちゃまでもなんでもなかったのです。



本気で 徹底的に 鍛え上げられたのです。



それは 本当に 辛い訓練の連続でした。



不条理な イジメや 虐待や 精神的な屈辱感に対して ソウスケは 耐えたのです。



いわゆる 普通の過程の 普通の子供だったからです。



そのなかでも 空手の使い手と言うことだけで 徹底的に いじめられました。



だから 特殊な環境下での 陸軍大臣たちによる 精神的 肉体的暴力による支配も 洗脳にも 耐えることが出来たのでしょう。



ソウスケは 反撃の チャンスを ひたすら 我慢して いたのです。



目の前で 繰り広げられた 陸軍大臣たちによる 残虐な行為を すべて 見て見ぬふりをしてきたのです。



それは 辛い 出来事の連続でした。



良家の 婦女子が 乱暴されたり 高齢者や 子供達への 虐待も 見過ごすしかなかった 自分が 悔しかったのです。



反撃のチャンスを 待ち続けてきたのです。



相手は 陸軍大臣 海軍大臣 そして空軍大臣に 彼らが 作った 親衛隊の 連中 全てです。



人数も相当です。



チャンスは 限られていました。







( つづく )





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