さて、土曜日は、メルマガの日です。
今日は、前回の続きで、「スパイラル思考」について考えてみたいと思います。
「スパイラル」とは、「渦巻線」という意味です。
螺旋階段を思い浮かべると、イメージしやすいでしょう。
よく使われる表現としては、「デフレスパイラル」とか「負のスパイラル」といった、「循環」というような意味合いで使われることが多いのですが、ここで説明する「スパイラル思考」とは、あるプロセスを循環させながら、正しい答えに近づいていく、思考法のことです。
不確定要素や制約事項が多くても、最適な答えを求めたり、クリエイティブな結論を導き出すことが出来る、といったメリットがあります。
では、どんなプロセスを「循環」させるのでしょうか?
◎全体感と細部のスパイラルで俯瞰する
なかなか解決の糸口が見つからない時は、得てして一つの物事や見方に固執していることが多いものです。
そういう時は、まず全体を俯瞰して把握することから始めましょう。
例えば、いつも納期が遅れる部下に困っていたとします。
仮に、彼の能力や仕事のやり方がまずいと思い込んで、彼を一方的に責めるだけでは、問題の本質から遠ざかってしまうこともあります。
実は、彼と一緒のチームを組んでいる人たちとの連携に問題がある場合もありますし、
取引先の担当者が理不尽な要求を突きつけているため、必然的に標準の納期に仕上がらない慢性的な構造が出来ているのかも知れません。
要するに、一部だけ見て判断しても問題が適切に把握出来ないので、
まずは一度全体を見てから、細部を見ていこう、ということですね。
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第八回 自分がどんどん進化する「スパイラル思考」
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