【書評】あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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さて、本日は従来の「朝活本」の常識をくつがえす、
この一冊をご紹介致します。


皆様は、「朝活」してますか?

僕も一時期、朝5時起きの生活を半年くらい続けていましたが、夜が遅くなるにつれて、現在は2時間後ろにシフトしています。


早起きはしたいものの、なかなか生活パターンを大きく変えるのは、現状難しいのですが、常に朝の時間の使い方には気を配っているつもりです。


所謂「朝活」の効果については、以前からとても興味を持っていたので、書店に並んだ本の中で、ひときわ目について、すぐに手に取りました。

特に、最近脳の本には、目が無いもので(^_^)




著者の久保田競さんは、医学博士で、脳研究の第一人者。

僕的には、この時点で「即買い」でした(^_^)



久保田さんによると、ベストセラーになっている「朝活本」は、根拠に乏しかったり、著者が曲解している、と言います。



そんな「脳の権威」が導き出す結論は、

「人間にとって最適な睡眠時間は、一日トータル7時間」



なんか、最近「短時間睡眠」がもてはやされるトレンドもありますよね。

確かに、短時間睡眠で済めば時間が捻出されるので、それに越したことは無いのでしょうが、この本によると、そうではないようですよ。


さて、その根拠とは、どこにあるのでしょうか?





①構成要約

1. 「脳科学的に正しい睡眠」に変えれば、けだるい朝が一気に変わってくる
「黄金の7時間睡眠」が、この本のコンセプトです。
7時間より長くても短くても、「寿命が縮まる」そうです。
他にも、例えば4時間以下の睡眠だと、肥満率が劇的に跳ね上がります。
ただでさえ、睡眠不足だと集中力が低下したり、ミスが多くなったりした経験はありますよね?
本書では、以上の理由から、「短眠」を否定しています。
そして何よりも、「質の良い睡眠」は、誰でも望んでいることですよね。
質の良い睡眠を摂るために、必要な要素のひとつ「運動」です。適度な運動は、心地よい睡眠にも役立ちます。
著者は、46歳からジョギングを始めて、以来30年以上続けているそうですよ。
すっきりした朝を迎える、「寝る前の習慣」とは?

2. 50年以上「朝活」を実践中!
 早朝からでも脳が活性化する「クボタ式」朝活法

何でもそうですが、習慣化するためには、つらいことは続きません。
長続きするためには、「脳が気持ちよい」と感じる必要があります。
習慣についての本でよく書かれていることですよね。
では、脳が気持ちよいと感じる目覚め方とは一体どんな方法なのでしょうか?
脳には、「ワーキングメモリー」という、記憶中枢があります。
この「ワーキングメモリー」をたくさん使うことで、脳を活性化する。それが、「クボタ式朝活」の基本だそうです。

3. 「朝活」だけしてもダメ!
 「朝~夜の時間」を支配すれば、46歳からでも習慣は変えられる

ところで、「最もストレスに強い人」とは、どんな人だと思いますか?
久保田さんによると、「経済的地位は低いが、人間関係の満足度が高く、よりよい方向に向かっている人」だそうです。
つまり、経済的に困難な状況にあっても、仲間と助け合いながら、チャレンジ精神を維持する人が、一番ストレスに強い、というデータがあるんですって。
なんだか、起業家のための本みたいな表現ですが、僕は感覚的に理解できました。
「孤独が免疫反応を弱める」という研究結果もあるそうです。
何故こんな話をしたかと言うと、「慢性的なストレスが脳の中枢を損傷させる」という、最近の脳の研究結果があるのです。
ストレスを解消し、質の良い睡眠を取るためにも、運動は欠かせない、と改めて強調されています。




②所感

今まで僕が読んだことのある「朝活本」は、「短時間睡眠」に力点を置いたものが主流でした。

確かに、睡眠時間が短くなれば、その分活動時間が増えますものね。

でも、5時起き生活を続けていた時の僕の平均就寝時間は、0時過ぎでした。

4時間→6時間→4時間のサイクルの生活を続けていましたが、段々蓄積疲労のため、「肩こり」「頭痛」に悩まされるようになりました。

そうなると、当然肝心の「集中力」が低下してしまいます。

朝は全開でも、昼過ぎになると、眠くて仕方が無い生活でした。

短時間睡眠で問題なく生活出来ている方もいらっしゃるのでしょうが、僕にはあまり向いていなかったようです。

もし、本当にこの本に書かれているように、7時間睡眠がベストなのであれば、僕は優先して睡眠時間を確保したい、と考えています。

因みに、この本を読んでから数日7時間睡眠を実践してみましたが、集中力が続く時間が長くなりました。

「昼寝」も、とても効果的です。
なので、しばらくは、このペースで続けてみようと思います。

寿命を削ってしまっては、そもそも「時間管理術」の意味がありません。

一日をどんなに効率良く過ごしても、長生き出来なければ人生の楽しみも減ってしまうでしょう。

でも、逆説的に言うと、明日も生きられる保証はありませんから、今日を全力で生きるか、寿命を優先させるかは、お任せします。

僕が、一番マネしたいのは、運動の習慣です。

経営者などの成功者の多くは、体を鍛える習慣をお持ちです。

勿論、激務に耐えられる体力を養っている部分もあるのでしょうが、一番しっくりきたのは、「運動することによって考え方がポジティブになる」
というくだりです。

「ランナーズハイ」というやつですね。

恐らく、特に経営者の方などは、この効果が一番メリットが高いのではないでしょうか。

経営者は、孤独な仕事です。

でも、常に回りの人たちに見られる立場であるため、いつもポジティブな姿を見せなくてはならない。

そして、優れた経営者の方は、例外なくあきれるほどポジティブですよね。

それは、恐らくホントに「ランナーズハイ」なんだろう、というのが、僕の感想です。

運動することのデメリットは、特に無さそうなので、「早起き散歩」あたりから無理なく始めてみようと思うのでした。



③こんな方へオススメ

1. 早起きが出来ない自分を変えたい方
2. 「7時間睡眠」の根拠が知りたい方
3. 「朝活」を無理なく習慣化する方法が知りたい方










本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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