【書評】11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業


皆様こんばんは!


さて、Facebookのコミュ立ち上げやら何やらで、何か久々に書評を書く気がします^^
楽しい時間はあっという間に過ぎるのでしょうかね?
最近、毎日ワクワク感全開!って感じです。

色々と取り組んでいても、心を亡くさないように心がけていると、
不思議と時がゆっくり過ぎていく気がします。

そういうわけで、
たった2日しか経っていないのに、一週間ぶりくらいに書評を書く気分です。

こんな感覚、皆様にもありますでしょうか?
因に、僕はこんな感覚初めてなんですよね。。

ということは、
今までよっぽど時間に追われていたということか?
と反省しました。


まずは、御礼から。

土曜に立ち上げたFacebookファンページ、「『書く力』でパーソナルブランディング」
ご参加頂きました方々、誠に有り難うございました!

現時点で110名の方に協賛頂いております、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
そして、僕が誘ってFacebookを始めて頂いた方が3名いらっしゃいます。

「良く分からない」と思っていらっしゃる方も、大丈夫です。
慣れるまで、私が可能な限りサポートさせて頂きますよ^^
お気軽にご相談ください。
(Twitterアカウントをお持ちの方は、こちらへDM送ってくださればサポートします)

僕も、ブログなどでなるべくFacebookの楽しさを、分かりやすくお伝えして参ります。



さて、それでは本題に入ります。
本日ご紹介するのは、こちらの書評でもご紹介しました、
世界一のお金持ちであり優秀な投資マネージャーでもある、ウォーレン・バフェットさんの本です。

この本のポイントとしては、
「日本人が教育を受けていない、お金の知識を11歳のバフェットから学ぶ」
ということです。

何故彼があれほどの大金持ちになれたのか?

それにはちゃんとした理由があって、その一つは小さい時からお金の知識をたくさん身に付けていた
から。
それが、我々とは決定的な違いである、と。

バフェットさんは、6歳で商売を始めて11歳で投資デビューをしています。

でも、バフェットさんは、子供の頃の成績は極めて平凡だったと言います。
ついでに言うと、1歳の時に世界恐慌の影響で、お父さんが失業していますorz..

要するに、
「お金儲けに頭の良さや育ちは関係ない、ただお金に対する勉強が不足しているだけだ」
ということを教えてくれる本なのです。

うむ、確かに。


私たちが社会に出ると、嫌でも考えなくてはならないのは、
「お金の使い方」

お金をどう使うかはとても人生にとって大切なことなのに、
どうして日本の学校ではお金について教えてくれないのだろう?


元々、我々日本人には「お金は汚いもの」という価値観があります。
殆どの方は、小さい時から親や先生にこう教わって、無意識に身に付いているもの。
だから、特に疑問を持たずにいること。

僕は、20代の後半までお金に関する勉強を殆どして来ませんでした。
これは、多くの読者の方も同じだと思います。

やっぱりそれは、お金の大切さをしっかり教わっていないから。
お金について興味を持たないように教育されているから。
もっと言うと、「洗脳」されているから。


ちょっと話がそれますが、私たちにとって、親の存在は大きいものです。
いくら親を嫌っていたとしても、完全に親の影響からは逃れられない。
自分が今正しいと思っている価値観の下地を作っているのは、間違いなく親です。
そういう意味で、「洗脳」という言葉を使いました。

子供の年収は、親の年収に比例するというデータもあります。
(参考)親の年収に比例する子の学力

一概には言えませんが、
親の年収が高い→教育を受けるチャンスが増える→高学歴→高年収
という構図が出来上がっている一面もあります。


でも、大丈夫。
この本は、こういった確率論に対するアンチテーゼです。

何故なら、高学歴で得られるのは高いサラリーだから。

もう一度言いますよ。
高くなるのは、所詮サラリーです。


。。。
わざと言い方を変えましたが、つまりこういうことです^^


サラリー=賃金をいくら上げても、大金持ちにはなれない


どういうことか?


では、本書でご紹介している「経済の仕組み」について、抜粋します。

①「どうやってお金を稼ぐか」
②「どうやってお金を増やすか」



そうなんです、
多くの人は①だけがお金を得る手段だと思っていますが、
②がとても重要であり、この本の主たる部分です。

そして、バフェットさんが最も得意とすることです。
お金は増やせるんです。

ここで疑問を持った方は、すぐにでもこの本を読んでください。
金持ち父さん貧乏父さんでも良いです。



①のお金を稼ぐのにも秘訣がありますが、本旨では無いので今回は割愛します。
②については、日本人は明らかに教育を受けていません。


私見では、「国策」かと。
理由は、国民がお金儲けが上手になると、フラットな社会が実現してしまうから。
お金を「汚いもの」と思い込ませることによって、社会がフラット化するのを防いで来たのだと
思います。

国民は賢くない方が統治しやすいのです。
我々国民は、ここを理解しないといけないと思いませんか?


最近僕は、ソーシャルメディアの重要性をよく語っていますが、
今既得権益を握っている人たちの殆どは、TwitterやFacebookの威力をまだ知らないのだと思います。

鳩山さん谷垣さんにしたって、つぶやきの内容を見ていると、
とてもソーシャルメディアの特性を理解しているとは思えない。

何故なら、ソーシャルメディアを一言で言うと、
「共感」だから。
彼らのつぶやきには、申し訳無いけど共感出来ない、僕は。


違和感がある方は、こちらのアメンバー記事を併せてお読み頂ければ、
僕の言いたいことが少し分かるかも知れません。

日本政府やマスコミなどの既得権益を持つ方たちは、ソーシャルメディアによって世界が
フラットになるのを必ず恐れるはず。
知ったら何かしら規制をかけて来るのではないか、と私は考えています。



少し本旨から外れてしまいましたが、
要するにお金を増やす方法を、誰でも学べるのがこの本の特徴です。

学んでいないから、出来ないだけなのです。
もしくは、やろうとしていないだけだと思います。

やっぱり投資なんて難しそうだから?
はっきり言いますが、この本は中学生でも分かる内容で書かれています。

これを読めば、我慢して好きでもない仕事に明け暮れる毎日から解放されるかも知れません。

疑問を持っていても出来なかった、会社との往復だけで終わってしまう日常に別れを告げることが
出来るかも知れません。


最後に、幼いバフェット先生が教えてくれるお金の授業の時間割を紹介して、終わりにします。


◎バフェット6歳でチューインガムビジネスをはじめる
~資本主義とビジネスの「儲け」のカラクリ~

◎バフェット11歳で投資デビューを果たす
~「株」「投資信託」「FX」「預金」の基本~

◎バフェット13歳で税金を納める
~今さら聞けない「税金」の仕組み~

◎バフェット15歳で不動産ビジネスをはじめる
~「不動産」とのかしこいつき合い方~

◎バフェット19歳で保険ビジネスの魅力に気づく
~「保険」を賢く活用するためには、まず仕組みを知る~



小学生でもお金の勉強が出来る、とっても簡単な内容です。
お金がなかなか増えなくて困っている方は、読んでみては如何でしょうか?




11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業




本日も最後までお読み頂き、
誠に有り難うございました!



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