誰でも分かるツイッターの効果的な使い方② 〜情報ツールとしてのツイッター〜 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

皆様こんにちは!


さて、先週の記事はとてもご好評頂いたようですね。

やはりツイッターへの関心の高さが伺えます。

コメント頂きました皆様、有り難うございました(^_^)


昨日立ち上げたFacebookファンページにも、早速60名を超える方々にご参加頂きました。

本当に、自分でも驚いています。
この場をお借りして、改めて感謝の気持ちを申し上げます!

とても意識の高い方々に参加頂いておりますので、
良い情報共有と交流の場になるかと思います。

まだFacebookを始めていらっしゃらない方は、
是非ともこの機会に始めてみては如何でしょうか。


でも、恐らくツイッターの使い方にピンと来ないと、今イチフェイスブックも垣根が高いと思いますので、
今回の主旨は、「情報ツールとしてのツイッター」の使い方です。



前回の記事では、情報提供と発信が出来るとご説明しました。
そして、それを有効に使うのは目的が必須だと申し上げました。


まずは、ツイッターを使う目的について考えてみたいと思います。



①ツイッターを利用する目的について考える

読者の皆様は、殆ど個人としてツイッターアカウントをお持ちだと思います。
だから、ここでのつぶやきは個人としての発言と捉えることが出来る、
そうお考えでしょう。

確かに、間違いではありません。

でも、どんな内容をつぶやくのかは個人の自由ですが、見る方は明らかに
「そのつぶやきを見てその人の嗜好や性格特性を判断している」
という点にお気づきでしょうか?

この点をどうも意識していない方が多いように思えました。
これが何を意味するかというと、不用意な発言は個人の信用力を落とすということ。

「別に個人でやっていることだから関係ないじゃん?」

そうでしょうか?

では、質問させて頂きます。
初対面の人を判断する時、どこを見ますか?

初めてあった方を判断する基準は、間違いなく第一印象ですよね?
その判断は7秒で構築される、というデータもあります。

つまり、いくら個人と言っても、発言には充分気をつけなくてはならない、
ということです。

これは、あまり気づかない落とし穴だと思うんです。
つまり、いい加減なことをつぶやいたり、いい加減にプロフィールを作成することは、
「いい加減な自分を見せている」
という言い方が出来るのではないでしょうか。

だからと言って、別に堅苦しいことをつぶやく必要はありません。
「自分の発言が他人にどう見られるか」意識した方が良い、と言っているのです。
逆に言うと、やり方によっては効果的に多くの人の共感を勝ち取ることが出来る、
という言い方も出来ます。

企業イメージで考えれば、簡単に答えが出ると思います。
企業はいい加減な宣伝をするでしょうか?


少なくとも、ネットで世界に自分が曝されるというリスクについては考える必要があると
思うんです。

まず、この点を踏まえた上で「顔出し」をするか「匿名」にするか決めると良いと思います。
こう聞くと顔出しにはデメリットが多そうですが、実は私の視点は違います。

別に私はツイッター集客コンサルタントではありませんので、
無理にツイッターをオススメするつもりは全くありません。

悪口を言うつもりはありませんが、何でもかんでも始めれば良いというものでは
無いと私は思います。
すぐに一色単に括ろうとする考え方は、日本人の悪いクセだと思います。

とてつもなく可能性のあるメディアで、たくさんのメリットがあることをお伝えしたいのですが、
同時にしっかりリスクについても言及する、というのが私の考え方です。

これは、私が営業マンとして常日頃から固く誓っているポリシーでもあります。

その上で、皆様へご提案したいのは、
「実名で効果的につぶやく」
ことです。

ではどうしたら良いのか?
私なりに見つけた答えを共有させて頂きます。



②何をつぶやけばいいの?

これは、ツイッターをやっていない方に一番受ける質問です。
そして、既に始めている方でも、これを解決出来ず悩んでいる方は多いと考えます。

だから、最近ツイッターブームは一服しているのでしょう。
要は、相変わらず「良く分からない」というのがツイッターの印象ではないでしょうか。

でも、これは仕方ないことだと思うんです。
何故なら、現状の日本社会の価値観とギャップがあるから。

何がギャップなのか?
それはツイッターというメディアの特性を考えれば判明します。

ツイッターは、極めてフラットな社会を想定したサービスです。
つまり、身分、立場、会社、人種などの属性によらず、誰でも世界中の人とつながれるメディアなのです。
必要なのは、「フォローボタン」だけ。

例えばmixiなんかと考えても、これは相当異色ですよね。
mixiは「承認制」なので、カテゴリーは同じソーシャルメディアとなっておりますが、
明らかにツイッターやフェイスブックとは対極にあるサービスです。

でも、現実の社会では、誰とでも気軽に交流出来る風土が日本にはあるでしょうか?
ツイッターでのコミュニケーションが馴染まない方は、恐らくそういった日本流コミュニケーションとの
ギャップに戸惑っているのではないか、というのが私の仮説です。

では、また質問です。
グローバルな視点で言うと、フラットな社会と権威的な社会とどちらへシフトして来ているでしょうか?

そう考えると、日本はまだまだ社会が閉鎖的であることが分かります。
そして、その閉鎖的で権威主義的な社会を誰が作っているか、一度考えてみた方が良いと思います。

実名のFacebookより匿名のmixiを支持するということは、無意識のうちに権威主義的なものを
支持している、という態度に他なりません。

少し論点が外れましたが、この点については頭に入れておいた方が、
ツイッターというサービスがすんなり受け入れられるのではないかと考えます。

つまり、その視点でまとめると、
表現する内容や態度も、「誠実であること」が基本だと思います。

相手から情報を貰うばかりで、シェアしたり情報提供したりすることに抵抗があるならば、
決してツイッターマーケティングで成功は望めないでしょう。

例えば、これと逆のやり方を実践するとどうなるか?
「匿名にして自分は本音をつぶやかず良い情報はひとりじめにする」

これ、ツイッターやっている意味ありますかね?
フラットなコミュニケーションしてますか?

こういう考え方の方は、そもそもやらない方がましです。
TLを眺めている時間が無駄だと思います。


長くなっていまいましたが、
これがツイッターに参加する上での共通理解だと私は思っています。


では、最初の質問に戻ります。
何をつぶやけば良いか?


この先に明確な答えはありません。
でも、フォロワーさんを増やしたければ、ポイントは以下の5つ。

1.無駄なつぶやきはしない
2.まず最初は仲良くなることだけ考える
3.相手にとってメリットのある人間であることをさりげなく伝える
4.良い情報は必ずシェアする
5.相手の良い情報は皆に共有する






少しずつ、ユーザーの目も肥えて来ています。
誰でも彼でもフォローする人は減って来ました。

今こそ、有効な使い方について考えてみる時期に来ているのではないでしょうか。
これからは、有効活用する人と使い方が分からない人と二分されていくでしょう。



来週のアメンバー記事では、
今日語り尽くせなかった「フラットな社会でのコミュニケーション」
という題で書かせて頂きたいと思っています。



本日も最後までお読み頂き、
誠に有り難うございました!


IT営業マンが読んでいるビジネス書
IT営業マンが読んでいるビジネス書
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ