昨日の、おうちを買う契約を行ったメンバーは
・不動産屋さん
・司法書士の先生
・売主さん夫婦
・のこじ1頭
で、行われたよ。
場所は、銀行のローンセンター。
大金がのこじから、売主さんへと渡ったのだけど、実際に大金を手渡すわけではなく、数字上の出来事だったので、あまり実感がなかったよ。
だけど、運び屋としての現金は持ち合わせていたので、ちょっぴり緊張していたんだ。
でもね、のこじよりもっと緊張している人が居たよ。
それは、不動産屋さんなんだ。
なぜだか知らないけど、ものすごい大量な汗を一人でかきまくってるよ。
ハンカチ持ってないのか、印鑑を拭くティッシュを何枚も使ってたんだ。
誰一人汗なんてかいてないのに、この異常な汗…のこじは異変を感じ、思ったよ。
「この人は何かに動揺してる。。。」
そう思うと、この契約に何かやましい事でも潜んでるんじゃないかと、心配で仕方なかったんだ。
だけど、そうでは無かったよ。
原因は、どうやら「売主奥様」にあるようだったんだ。
だって、売主さんが来るまでの不動産屋さんは、サラサラだったからね。
絶対そうに違いないよ。
実はこの奥様、思ったことをポンポン言っちゃうタイプのようで、気軽に暴言を吐いてたよ。
まず、第一の暴言。
のこじ達がセンターで待っていると、売主さん登場。
だけど、すぐにのこじ達の部屋に通されなかったので、
「段取り悪すぎ~」
大きな声で言い出したよ。
ほんの数分待たされただけなのにね、嫌だったようだよ。
このあたりで不動産屋さん、なんだか落ち着きがなくなってたよ。
そして、さらに第2の暴言。
売主さんは、FAXが使いたかったようだよ。
そこで、センターのFAXを貸りに行ったんだ。
そしたら、断られちゃった。
どうも、契約に関しての重要な書類だったようで、センターの一番えらい人が、FAXで流してはいけないと判断したようなんだ。
すると売主さん、
「ここの人、何もわかってない!」
「あれで、よくセンター長になれるね」
またしても、言い出したんだ。
狭いセンター内に響くような大きな声だよ。
そして、さらに
「ああいうダメな人見ると噛み付きたくなる」
と、言い放ち契約中にもかかわらず、近くのコンビニへFAXを送りに出掛けちゃった。
なんとも自由な人だよ。
不動産屋さんと、センター長さんは仲が良いみたいだったからね、辛い気持ちになっちゃったのかな。
印鑑のティッシュじゃ収まりきれなくなってたよ。
そんな中のこじはというと、借りてきた猫のごとく大人しくしていたよ。
噛み付かれてはたまらないからね。
だけど、コンビニから戻った売主奥様、のこじ達にコーヒーを買ってきてくれたよ。
もちろん、お金は要求されなかったので、のこじは美味しくいただいたよ。
怖いんだか、優しいんだか不思議な人だったよ。
☆今日のもみっこ☆