平成22年12月8日
今日で、十二月も半ば近くとなりました。
段々と今年も残りが少なくなってきます。
毎年、年の初めに“今年は、どういう年に
なるんだろう”との思いを募らせ、
年の瀬には“今年は、どんな年だったんだろう”と
振り返るのが、日本人の慣わしだと思います。
では、“今年は、どんな年だったのでしょうか?”
私なんかは、「今年はヒドイ年だった」と思っています。
一昨年のリーマン・ショック以後、立ち直りの兆しを
見せていた日本の経済もその後の円高によって
失速気味です。
特に中小企業が苦しい。
一昨年の大不況以後立直りの切っ掛けさえ、
つかめない企業も少なくありません。
回りが一部でも景気回復してくると、立ち直れない
企業ほどつらいものはありません。
それにしても、何もやらない政府には、腹立たしさが
募ります。
円高にも有効な政策を打てず、来年度予算の
編成についても新基軸を打ち出せません。
このままでは、本当に「立ち枯れ日本」になって
しまいそうです。