新入社員と新政権 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成22年6月5日


 最近、私が早めの帰宅時に地下鉄の駅で

「研修帰り」らしい若い男女の一団と合う機会が

しばしばあります。

きっと、会社からチョッと離れた場所での集合教育

を終えて、貴社する新入社員一行なのでしょう。


今年の新卒新入社員は、あの、名にし負う

「ゆとり教育世代」の第一号です。 

マスコミなどは、この世代への風当たりを強めている

ようですが、この世代に限らずここ数年の新入社員

の傾向は、(他人にも自分にも)優しく、穏やかで、

競争より自分らしさを大事にするといったタイプの人が

増えてきているようです。


新入社員研修で“大きな声を出しなさい”と言われれば、

“出し方がわかりません”などと真顔で答えてしまうような

タイプです。

そして、これからの社会には、このようなタイプの人が、

段々と増えて行くのは間違いのないところなのでしょう。


政治も大きく変わりました。

新政権は、競争より平等に重きを置いているようです。

でも、

これで、日本の周りで勃興している新興国に対抗して

経済を成長させていけるのでしょうか?


とても心配です。